世捨て人・Mt.DOGのぼぼぼぼぼやき

※ 気ままな旅、日々の出来事の紹介。拙いブログだけどよろしく!!

【水上・黒部・金沢・高山を巡る3泊4日の旅の巻⑤】

2010-08-14 20:22:31 | たび日記(鉄道の旅中心)
【平成22年8月6日(土)(その1)】
■ 経路  《ムーンライト信州・車中泊》→白馬→南小谷→糸魚川
      →魚津…徒歩…新魚津→(私鉄・富山地方鉄道)→宇奈月温泉
■ 目的  黒部峡谷トロッコ列車に乗るための電車乗り継ぎ移動
■ 費用  私鉄・富山地方鉄道乗車代 

■ 内容
  8月5日(金)23時54分に新宿駅を出発したムーンライト信州号は、
 翌日・8月6日(土)の5時40分に、終着駅である白馬駅についた。
  私は白馬駅に初めて訪れたが、駅舎が想像以上に大きいこと、か
 つ、当日天候に恵まれ遠方には美しい白馬の山々が見れたことに感
 動してしまった。白馬から南小谷へ向かう電車が来るまでに約1時
 間の待ち時間があったため、駅周辺をしばし散策してみた。

  早朝とあって、清々しい空気が漂う中、小鳥のさえずりが聞こえ、
 山間からは朝日が輝く様を見ることができて、とても感激した。
  また一つ自分が「生きていくこと」に喜びを見出すことができた
 ひと時であったと思う。

  あっという間に、時間が過ぎてしまい、白馬駅に戻り、そこから
 南小谷(JR東日本とJR西日本の境界駅)へ向かう普通電車に乗車。
 そして、南小谷駅からは一車両編成の普通電車に乗り込み、糸魚川
 駅へ向かった。糸魚川駅からは魚津駅へ向かう電車に乗換え、そこ
 から徒歩10分のところにある新魚津駅に行った。そして、私鉄・富
 山地方鉄道に乗車し、宇奈月温泉駅へ向かった。

  なお、これらの電車の乗り継ぎは、本日第一の目的である黒部峡
 谷トロッコ列車を乗るためであった。いま振り返ると、一部の駅で
 は乗り換え時間が僅かなところもあり、必死であった。


■ 写真

↑『白馬に到着したムーンライト信州号』


↑『白馬駅舎』


↑『白馬での散策風景①』


↑『白馬での散策風景②』


↑『南小谷駅から糸魚川駅へ向かう発車待ち一両編成の電車』
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【水上・黒部・金沢・高山を巡る3泊4日の旅の巻④】

2010-08-14 07:18:54 | たび日記(鉄道の旅中心)
【平成22年8月5日(金)(その3)】
■ 経路  →高崎→磯部→高崎→新宿→(ムーンライト信州)→
■ 目的  磯部温泉入浴、夕食(高崎)
■ 費用  入湯料金、夕食代、指定席代

■ 内容
  SLみなかみにて高崎駅へ到着後、すぐに普通電車に乗りかえて、
 「温泉マーク」の発症地として知られる磯部へ向かった。

  そして、わずかな滞在時間の中で、磯部温泉の「恵みの湯」
 (磯部駅から徒歩約10分)に立寄り、湯に浸かったのだ。とても
 気持ちが良かった。
  なお、当日の夜、新宿から夜行快速列車に乗り、車中泊をする
 予定であった。車中泊をする前に、汗を流したいと考え、駅近く
 の温泉であり、かつ、行ったことがない場所であることを条件に
 見つけ出した磯部温泉に行ったのだ。

  入浴後、磯部駅から電車に乗って再び高崎駅へ向かった。
  高崎駅に到着後、夕食を摂ることにした。
  高崎はパスタ消費量が多い街として知られており、私は旅行ガ
 イドでおすすめのイタリア料理のお店「デルムンド」に行った。
 そして、ベジタルブルスパゲティー(大盛り)を注文し、食した。
 お店には客が私一人だけであり、マスター、ママさんと会話を楽
 しみつつ、美味しく食べることができた。

  磯部での温泉入浴、高崎での夕食を終えて、高崎から新宿駅に
 向かった。そして、新宿駅から出発し、白馬駅(長野県)へ翌朝
 到着する夜行快速「ムーンライト信州」(全席指定席)に乗り込
 んだ。週末金曜の夜とあって、車内では土日を利用して登山や
 旅行をすると思われる乗客で混雑し、満席であった。


■ 写真

↑『磯部温泉・恵みの湯』


↑『磯部駅前・温泉マーク』


↑『デルムンド(高崎)』


↑『ベジタブルスパゲティ』


↑『ムーンライト信州(新宿駅にて)』
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【水上・黒部・金沢・高山を巡る3泊4日の旅の巻③】

2010-08-12 21:47:56 | たび日記(鉄道の旅中心)
【平成22年8月5日(金)(その2)】
■ 経路  水上→[SL]→高崎
■ 目的  SLみなかみ号乗車
■ 費用  SL指定席代、駅弁代

■ 内容
  モカソフトの食後、私は水上駅ホームに行くと、多くの人たち
 が群がっていた。夏休みとあって、小学生以下らしい子供を連れ
 た家族客が多数いた。

  まもなくして、これから乗り込もうとする列車が駅ホームに入
 ってきた。すると、ホームにいる大勢の人たちが一斉にデジタル
 カメラやケイタイカメラ、デジタルビデオカメラを構え、撮影し
 始めた。もちろん、私自身もである。
  
  皆が一斉に撮影し始めた被写体は、水上-高崎間を走る臨時快
 速列車「SLみなかみ号」だ。

  このSLは、期間限定で走る完全指定席の快速列車であり、大
 変人気がある。そのため、指定席券発売日には即日完売してしまう
 ほどだ。私はその指定席券(窓側)をなんとか購入することができ
 たので、今回のひとり旅で乗ることができた。

  D51(デゴイチ)の愛称で知られるSLみなかみ号を撮影後、乗車。
  しばらくしてから汽笛が鳴った後、ゆっくりとSL車は発車し出
 した。そして、水上-高崎間の車窓の景色を眺めつつ、SLの旅
 を楽しんだ。乗車中、時折石炭(煙)の匂いがしており、視覚・
 聴覚だけではなく、嗅覚でもSLを感じ取った。

  また、車内販売にて、「上州D51弁当」という駅弁を購入し
 車内でその駅弁を頬張った。味覚でもSLを感じ取った。

  私は、はじめてSLみなかみ号に乗車したが、とても感動した。
  もっと幼い時分に乗車していたら、自分はより一層感受性が強
 い人間になっていたのではないかと、私の座席近くで目をキラキ
 ラさせつつ座っていた幼い子の姿を見つつ、思った。

  なお、今の自分は、活き活きとした状況になく、どうしたら生
 きていてもいいのかなと思えるだろうかと自問自答を繰り返す日
 々を送っている(笑)


■ 写真
 『SLみなかみ①』

 『SLみなかみ②』

 『上州D51弁当①』

 『上州D51弁当②』

 『SL停車中に撮影した渋川駅舎』
コメント (2)
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【水上・黒部・金沢・高山を巡る3泊4日の旅の巻②】

2010-08-11 23:44:52 | たび日記(鉄道の旅中心)
【平成22年8月5日(金)(その1)】
■ 経路  地元→水上
■ 目的  みなかみ町巡り・水上温泉入浴
■ 費用  シャトルバス代・入浴料金・軽食代

■ 内容
  地元駅からいくつかの駅を経由し、水上駅に到着。
  生まれて初めて水上駅に降り立ったが、駅舎が立派である
 ことに感動した。

  駅近くにある観光案内所にて、観光客向けの水上エリアシャ
 トルバスがあることを確認し、乗り降り自由な一日乗車券を購入。
  早速、水上駅前バス亭の出発間近であったバスに駆け込んだ。
  そして、バスの窓から青々とした木々に覆われる山やそばを
 流れる川を眺めつつ、とある場所に向かった。

  その場所とは、水上温泉エリアというよりも谷川温泉地帯に
 ある温泉施設「湯テルメ・谷川」であった。到着後、湯テルメ
 谷川の立ち寄り湯に浸かった。3種類の泉質がある内風呂と、
 山の緑と川のせせらぎを堪能できる露天風呂があった。この施
 設は、私がこれまで利用した入浴施設の中で一番か二番目の素
 晴らしい景色を見ることができ、とてもおすすめ出来るところ
 であった。

  温泉施設を利用後、限られた時間の中での水上滞在のため、
 再びシャトルバスに乗り込み、水上駅に舞い戻った。
  そして、駅前の喫茶店兼お土産屋にて、旅行ガイドでおすす
 めの一品として紹介されていたモカソフトクリームを購入し、
 食した。なお、モカソフトはすぐに溶け出すほど、訪れた日は
 暑かった。

  食後、水上駅に行き、次なる目的のためホームにて列車を待
 った。


■ 写真
  『水上駅舎』

  『湯テルメ谷川①』

  『湯テルメ谷川②』

  『湯テルメ谷川③』

  『シャトルバス』

  『モカソフト』
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【水上・黒部・金沢・高山を巡る3泊4日の旅の巻①】

2010-08-10 23:57:16 | たび日記(鉄道の旅中心)
電車によるひとり旅を行った。
複数回にわたりブログで、旅の内容を記していこうと思う。


◇◇電車ルートに基づく旅程◇◇

【平成22年8月6日(金)】
地元(6:33発)→水上(13:24着・15:20発)[温泉]→SLみなかみ号→
高崎(17:20着・17:50発)→磯部(18:09着・19:13発)[温泉]→高崎
(19:31着・20:59発)→新宿(22:56着・23:54発)→夜行快速
ムーンライト信州号→《車中泊》

【平成22年8月7日(土)】
《車中泊》→白馬(5:40着・6:56発)→魚津(9:40着)…徒歩…
新魚津(10:05発)→私鉄→宇奈月温泉(10:44着)…徒歩…宇奈月
(11:06発)→黒部峡谷トロッコ[景色]→欅平(12:24着・14:37発)[温泉]
→同トロッコ列車→宇奈月(15:54着)…徒歩…宇奈月温泉(16:32発)
→私鉄→滑川(17:25着・17:54発)→富山(18:09着・18:28発)→
金沢(19:37着)[夜散策]~《宿泊》

【平成22年8月8日(日)】
[散策]金沢(13:41発)→富山(14:39着・15:53発)→猪谷(17:09着・17:15発)
→高山(18:26着)[夜散策]~《宿泊》

【平成22年8月9日(月)】
[早朝散策]高山(8:00発)→特急ひだ→下呂(8:45着・10:05発)[温泉]→
美濃太田(11:36着・12:26発)[散策]→岐阜(13:02着・13:04発)→大垣
(13:16着・14:11発)[散策]→名古屋(14:43着・15:23発)→新幹線ひかり
→東京(17:10着)→上野(17:46発)→地元駅(22:08着)~「旅行終了」
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【伊勢・名古屋・岐阜・三島(静岡県)を巡るひとり旅の巻⑨(最終)】

2010-08-05 21:21:21 | たび日記(鉄道の旅中心)
【平成22年7月25日(日)(その2)】
■ 経路  →三島→(熱海)→横浜→(東京)→上野→《地元駅》
■ 目的  横浜での緊急買い物・所用
■ 費用  買い物代(デジカメ)、夕食代(横浜シュウマイ弁当)
      普通グリーン席代

■ 内容
  三島駅から電車に乗り込み、横浜駅へ向かった。
  今回の旅行において、横浜入りはある目的があった。
  それは、私にとって数少ない友人の結婚・披露宴に出席すること。
  なお、持ち歩いていた大きく重いバックには、披露宴に着るスーツ
 ・シャツ・ネクタイを詰め込めていたのだ。

  私は横浜駅に到着後、デパートの化粧室に駆け込み、急いでカジュ
 アルな服装からスーツ姿に着替えた。スーツ姿は暑かった。
  続いて、横浜駅近くのビックカメラに行き、あるものを買った。
  岐阜の路線バスでデジタルカメラを落としてしまった私は、友人の
 披露宴を写真に撮るために、急きょデジタルカメラ(パナソニック・
 ルミックス)を買ったのだ。想定外の出費ではあったけれど、悔いは
 なかった。
 
  私は、友人の結婚式・披露宴に出席し、ばっちり写真を撮ることが
 できた。幸せそうな友人の姿を見ることができて、本当によかった。

  披露宴終了後、電車に乗り込み、横浜駅から上野駅へ行った。
  そして、夕食として大好物の駅弁・横浜シュウマイ弁当を買い、地
 元駅へ向かう電車に乗り込んだ。

  そして、今回の旅行は終了した。
  という文面で、今回のひとり旅のブログを終える「はずだった」。

  しかし、事実は異なってしまったのだ。
  上野駅から地元駅へ向かう途中、ハプニングが発生してしまった。
  私が電車の普通グリーン席にて、夕食の駅弁を食していると、車窓
 から大きな稲妻と轟音が連続して鳴り出した。その後、一時的に停電
 が発生し、電車が緊急停車してしまったのだ。
  車内アナウンスによると、落雷によって信号トラブルが発生してし
 まったため、現在復旧作業を行っているとのこと。常磐線の上下線が
 不通となった。

  緊急停車した車内で待ち続けて、4時間を経過した。
  ようやく信号トラブルの復旧をおえた。そして、再運行した電車で
 なんとか水戸駅まで行った。到着したときには、すでに午前0時を過
 ぎていたのだ(水戸駅には当初午後8時20分ごろ到着予定であった)。

  水戸駅に着くと、続いて地元駅へ向かう普通電車の運行はないこと
 を確認した。私は、大きな疲労に襲われつつ、稲妻という自然現象に
 よる電車運行トラブルではやむを得ないという思いを持ち、水戸での
 一泊を決断したのだ。

  私は水戸駅近くにある「東横イン」に電話連絡し、空室があること
 を確認した。そして、重いバックを持ち歩き、ホテルにチェックイン
 したのだ。
  なお、フロントの方に聞いたところ、私と同様にダイヤの乱れに
 より、急きょ宿泊することに至った方が何人かいるとのことであった。
  私は入室後、即座に入浴してベッドに横になった(時計をみると、
 午前2時近かった)。疲れがひどく、爆睡した。
  翌日午前、私は疲れが完全には抜け切らない状態で電車で地元駅へ
 戻ったのだった。そして、「伊勢・名古屋・岐阜・三島(静岡県)を
巡るひとり旅」の報告ブログを終了する。
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【伊勢・名古屋・岐阜・三島(静岡県)を巡るひとり旅の巻⑧】

2010-08-04 09:58:12 | たび日記(鉄道の旅中心)
【平成22年7月25日(日)(その1)】
■ 経路  興津駅(7:20発)→【三島駅】(8:12着・9:36発)→
■ 目的  三島大社参拝
■ 費用  軽食代

■ 内容
  ベッドで横になって疲れをとることができた私は、朝風呂に向った。
  露天風呂には多くの人がいて、朝日に照らされ、かつ、青々とした
 太平洋の景色を眺めつつ、入浴していた。
  私が入浴中、天気はよかったものの多少薄曇りとなり、遠方の景色
 をくっきりと見ることは難しい状態になった。本日、ホテルをチェッ
 クアウト後、由比駅へ行き、そこから富士山を眺める計画を立てて
 いたが、薄曇りとなったことで由比での富士山見物を諦めた。

  ホテルを出た後、計画を変更して興津駅から三島駅へ行った。
  駅へ到着後、私は歩いて三島大社へ向かった。
  そして、三島大社での参拝を終え、名物のお団子をほおばった。
  三度目の訪問ではあったが、名物のお団子はやはり美味しかった。
  
  三島大社から駅へ戻る際、公園に立ち寄り、湧き水が流れる川を
  みた。三島が湧き水の町として有名であることを実感し、とても
 きれいであった。

  三島駅から再び電車に乗り、次なる目的である横浜へむかった。


■ 写真(ケイタイカメラで撮影)

  『三島駅』

  『三島大社』

  『福太郎のお店』

  『三島名物・福太郎』

  『白滝公園』
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【伊勢・名古屋・岐阜・三島(静岡県)を巡るひとり旅の巻⑦】

2010-08-04 09:57:31 | たび日記(鉄道の旅中心)
【平成22年7月24日(土)(その6)】
■ 経路  岐阜駅(19:51発)→名古屋・豊橋・浜松・静岡→
       興津駅(23:32着)
■ 目的  宿泊
■ 費用  宿泊代

■ 内容
  伊勢神宮・名古屋城・岐阜城と7月24日に予定していたすべての目的地
 の訪問を終え、私は岐阜駅から電車に乗り、宿泊先がある興津駅(静岡県)
 へ向かった。

  興津駅へ到着した後、駅から約15分の場所にある宿泊先へ向かった。
  泊まったところは「クア・アンド・ホテル 駿河健康ランド」である。
  この宿泊先は、ホテル付きの健康ランドであるが、楽天トラベルで高い
 評価が得られている場所で、私は宿泊を楽しみにしていたのだ。
  
  宿泊してみて高い評価を実感した。
  なぜなら、駿河湾に面した場所に建ち、そして、駿河湾を見ながら露天
 風呂に浸かることができたからだ。夜中に行ったときには、駿河湾の上の
 星空が綺麗だった。何種類もあるお風呂に浸かり、タイトな行程で疲れた
 体を癒した。寝室はビジネスホテル同様であり、私自身満足した。

 ※ デジタルカメラ紛失中につき、写真は撮影ありません。
   チェックインの際は、私の心は失意の底まで入っていませんが、ど真
  ん中にいました。


「クア・アンド・ホテル 駿河健康ランド」 楽天トラベルサイト
 http://travel.rakuten.co.jp/hotel/25149/25149.html
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【伊勢・名古屋・岐阜・三島(静岡県)を巡るひとり旅の巻⑥】

2010-08-01 12:59:06 | たび日記(鉄道の旅中心)
【平成22年7月24日(土)(その5)】
■ 経路  →名古屋駅→岐阜駅…路線バス・ロープウェイ…岐阜城
      …ロープウェイ・路線バス…岐阜駅→
■ 目的  岐阜城巡り
■ 費用  コインロッカー代・路線バス代・ロープウェイ代・
      岐阜城入城料

■ 内容
  名古屋駅から電車に乗り、岐阜駅に到着。
  私はバックを駅構内のコインロッカーへ預けた後、路線バスに乗
 換えて岐阜公園へ向かった。岐阜公園からは金華山ロープウェイに
 乗り込み、次なる目的地である金華山の上に立つ山城・岐阜城へ向
 かった。
  
  山頂ロープウェイ駅に到着後、約10分ほど歩き、「岐阜城」へ到
 着した。そして、城の一番上に登った。
  すると、目の前には赤い光を放ちながら、山々の間に沈みつつあ
 る夕日、大地を蛇行して流れる長良川、明かりが灯りだした街なみ
 の大パノラマがあった。一方で、東側の空には黄色味をほのかに帯
 びつつ、白く輝く月の姿
を見つけた。

  私は自然と涙が出た。大変美しい光景だったから。
  生きていることに対してなかなか喜びを感じとれない日々を送っ
 ていた自分にとって、この光景との出会いは生きていてよかったと
 思えた瞬間だった。

  私は、時間の許す限り、美しい光景を見つめ続け、かつ、写真
 撮影をした。その後、とても新鮮な心持ちになった私はロープウェ
 イで金華山を降り、路線バスで岐阜駅へ舞い戻った。そして、駅
 から再び東海道線の快速電車に乗り、本日の宿泊先がある興津駅
 (静岡県)へ向かったのだ。

  とあるハプニングが起きてしまった。なんと、美しい光景が収ま
 ったデジタルカメラを紛失してしまったのだ。私はカメラを失って
 いることを気づいたのは、岐阜駅から電車に乗り込み、この日の宿
 泊先がある駅(興津駅)へ向かう東海道線の電車の中であった。
  まず、どこで落としてしまったかについて、記憶を辿り、電車・
 駅構内・コインロッカー・路線バス・岐阜城がある岐阜公園内の
 いずれかであると考えた。そして、JR東海のサポートセンター
 へ夜中の23時30分ごろ電話で落とし物がないか確認するが見つから
 なかった。翌日、路線バスの各営業所へ問い合わせた。(※岐阜駅
 へ向かうバスは複数の営業所から出ており、各自確認を要した。)
 一箇所目のバス営業所ではデジタルカメラの落とし物がないという
 返事があった。
  わたしはJR東海・バス営業所1箇所目のいずれでもデジタルカメ
 ラの落とし物がないことを確認し、もう手元に戻ることはないと落
 胆した。そして、なかば諦めの心境の中で、二箇所目のバス営業所
 に問い合わせた。すると、探していたデジタルカメラがその営業所
 に届けられていたことを確認した。私はバス営業所の担当者にお願
 いし、料金着払いで配達してもらったのだ。

  私は、親切に対応してくれた二箇所目のバス営業所の担当者と、
 カメラを見つけて届けてくれた名も知らぬ方に心から感謝したいと
 思った。一方で、私は自分自身を深く恥じた。なぜなら、デジタル
 カメラを誰かが見つけてくれたとしても、落とし物として届けるこ
 となく自分の物にしてしまったかもしれないという悪しき気持ちが
 自分の心のなかで占めていたからだ。人を信用することの大切さを
 思い知ることとなった



■ 写真
  『岐阜駅前の信長公』

 『岐阜公園』

  『金華山ロープウェイ』

 『岐阜城からの眺め①』

  『岐阜城からの眺め②』
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