和楽家草紙 (わがやぞうし)

宮崎県都城市のエヴァホーム社長のブログ。
日々の出来事から趣味の話まで色々なことを書き綴っています。

高原町現場見学会のおしらせ

2009年03月16日 | 今日の現場
お知らせです。

急ピッチで仕上げを行っている高原町現場の見学会が決定しました!


長雨のために外部工事も遅れていましたが今週末の21(土),22日(日)の

二日間の見学会を行います。






今日は照明器具の取り付け、設備器具、ドアや棚などを取り付けています。








明日からは清掃も始まり、いよいよ見学会の準備です。



外回りでは、浄化槽の据付が終了。






建物周りの溜まり水を防ぐ、雨水排水の配管も進んでいます。






八幡町現場は昨日から建物の解体が行われています。

今日の午前中には、ほぼ建屋が無くなりました。









さて、今朝は早起きした人もいれば、つい腰が上がらず遅刻した人も多いのではないでしょうか。

普段は、野球はほとんど見たことのない私でさえも今朝はギリギリまでテレビの前にいました。

    
    ラジオのニュースが「6-0」で侍ジャパンが快勝!!!


こんな言葉を耳にして、いつになくワクワクしています。






休日作業をお願いしています。

2009年03月15日 | 今日の現場
草の上には霜が降りていた寒い朝でしたが、日中は雲ひとつない素晴しい一日。


蓑原町現場の打ち合わせの10時は2階のバルコニーに出ると、くっきりと霧島が

見えていました。






日曜日の朝でしたが、電気屋さんまで来てもらって照明、エアコンの位置など確認

をしてもらいました。






外壁部と天井に断熱材としてセルローズファイバーを吹き込みます。

そこで、このような工事進行時点において照明やコンセントなどの電気配線は

終了していなければいけないのです。






午後からは、高原町現場に。

この画像は昨日の床塗装の作業状況です。







そして、今日からは内部で給排水の接続工事をすすめています。

これは、キッチンの内部の配管状況。




玄関周りではポーチの階段の下地を左官屋さんが作り始めています

プレカット図面

2009年03月13日 | 今日の現場
たまには会社の机に座って、片付けなければいけないものが・・・




三つしかない机の二つを占領している私の、山のような書類。

それに、1時間にひとりはピンポンを鳴らす人。

1時間も早く登場の会計事務所!


そんなこんなで、机の上の片付けと書類整理に半日はかかっていました。


ようやく、図面と向き合ったのは3時過ぎ。



プレカットと言う言葉を聞く事はあまりないはず。


以前は、大工さんが木材に墨を付け、いろんな道具を使って木材の加工をしてから

家の建て方が始まりました。


もちろん、今でもそんなやり方を特色として続けている工務店もあります。

わが社では国で認定された工場でコンピュータを使った木材の加工(プレカット)

を行ってもらいます。



キャドを使った加工ですから、事前にこのような図面をもらうこともできます。







構造のための基本図には、土台伏図、2階床伏図、小屋伏図、軸組図と言うのがあります。


これが、軸組図。


以前のやり方だと、大工さんの個人の技量に全てゆだねられていたところのある

木材の構造がこうして、図面で管理できるようになったというのもメリットのひとつ。









蓑原町現場。

昨日、終わらなかったユニットバスの組み立てが今日まででした。


偏食家?のつぶやき・・

2009年03月12日 | 今日の現場
  「人の性格は食生活によって形成される!?」


私は50歳を過ぎても、自他共に認める極度の偏食家。



子供の頃から自分以上の偏食の人は見たことがない!というのが、

大きな声では言えないけど・・自慢です。


(ちなみに、白血病で亡くなった歌手の本田美奈子さんも偏食家の同志かも。)


  
   大げさに言うならば、極度の偏食家であると言うことだけで・・・


小学校の給食時間に「差別」と「孤独」を学び。

中学校の昼には「寂しさ」を体験。

高校のデートの時には「言い訳」を覚え。

大人になってからは好きなものだけを食べる「自由」を味わい。

親になってから、「自分のことはさておき、子供を指導する難しさ」を習いました。

 
 
こんなことを、食生活の中から学び、体験し、習得し

その結果として、わが道を行く「こだわり」(頑固ともいう)が身につきました。



さて、そんな私もこの頃は健康に配慮して「健康サプリメント」を食しています。

そんなメーカーから送ってきた小冊子にこんな面白い記事がありました。





私はほとんど運動していないので「2000kcal」の食事でOKでした。

体重のほうは・・標準より4.5kgもオーバー(涙)





さて、高原町現場は昨日で外壁のシラス壁「そとん壁」が終わっています。


今日の作業は外部足場解体と床研磨と塗装。


足場がなくなる前に、朝一番に大工さんと「棟飾り」を取り付けにきました。





今は足場に隠れてしまっていますが、2箇所取り付けました。





内部は床塗装を行うので、今日と明日は誰も内部に入ることができなくなります。

吹き抜けを見上げると、ロフトの木製窓が見えています。













八幡町現場では、屋根の石綿スレート瓦の剥ぎ取りを人力で行っています。


進入路はギリギリの幅。トラックを解体する家の前までバックさせての作業。






隣地の家が近接しているし、とても割れやすい瓦なので手作業での処分作業です。











末吉町現場では、左官屋さんの登場。

雨水利用システムの基本である、雨水タンクを据える架台のブロックが積み終わりました。





ウッドデッキの右側に雨水タンクが据え付けられ、近くの縦樋から雨水を導きます







どうしてこんなに・・タンクの位置が高いのか?


来週の火曜日に、お休みを取ってもらうお施主様と一緒に作業して、

その雨水利用システムのプランがはっきりとします。






蓑原町現場は外壁にシラス壁を塗るための「ラス板」を貼り始めています。








内部では、バルコニーの防水工事。

ヤマハのユニットバスの設置工事。

そして大工さんの床板貼りが進行中。



今日も、奔走の一日でした。

八幡町現場 

2009年03月11日 | 今日の現場
末吉町現場は今週末には引渡しを致します。

ウッドデッキも完成し、足洗い場も明日から工事をします。







午前中には蓑原町現場のJIOによる構造検査がありました。




いくつかの手直しをその場ですませて、無事、検査終了。



さて、大工さんはここ数日、床貼り工事をしています。


そこで今日はわが社の2階床工事の工夫をお見せします。






中央の白い部分を挟んで、三層になっているのがお分かりでしょうか。


下の第1層は杉の30mmの「捨て板」

普通の「根太レス工法」と呼ばれるものはこの一枚きりで終わりとなります。

わが社の事務所がこの状態です。


この捨て板は、1階から見上げると、そのまま、仕上げとなって見える木材。


中央の白い第2層の部分は、「プラスターボード」と呼ばれる暑さ12.5mmの

、通常は壁の下地に使われる一般的な材料です。



そしてその上の三層目が仕上げの木材で、今回は15mmの「タモ」を貼っています。



この三層の床にするのは、2階を子供さんの部屋に使う場合がほとんど。



いくら厚い杉板を使っても、1層だけではどうしても歩行音がします。

とくに、子供さんの部屋があるといろんな音が階下に響きます。



そこでプラスターボードをサンドイッチみたいにはさむと、歩行音がかなり

吸収されて階下にいても上の様子が気にならなくなります。



ここでは密度の違う板を重ねて貼る事が、周波数の違う音を効率よく吸収できる

ポイントとなります。






さて、今日から始まった現場があります。

八幡町のK様邸の現場です。


都城市役所の近くにあり、旧市街の中心部で古くからの家も多い地区。

同じ敷地内の離れの古い住宅を解体して、母屋の増築工事を行うのです。





今日は、住宅の解体を行う前の準備工事。

街中ですので、入り口は間口がやっと2m余り。

2トン車を入れただけでいっぱいになってます。



この部分が、駐車場になっていたのでその屋根を解体して、工事・運搬車両が奥ま

で入れる工事をします。

もちろん、工事終了後は復旧することになります。


青空

2009年03月10日 | 今日の現場
今朝は霧が晴れると久しぶりの青空が見えました。

各現場も本格的に動き始めています。




末吉町の現場ではウッドデッキの製作が始まりました。





大工さんは雨が降り続き、地面が水を含んでいるので束石の据付に苦労していました。




蓑原町現場は土曜日から瓦葺きの作業を始め、昨日の雨の中でも作業を進めていました。






思わず・・見とれていました!


青空の下、スパニッシュ瓦の赤い色はとっても映えると思いませんか。



内部では大工さんが床貼り。

断熱屋さんは今日から壁のシートを貼り込んでいます。





高原町現場では、そとん壁の三面(北・西・東)が仕上がっています。






今回のシラス壁は代表的な仕上げのひとつ、「掻き落し」(かきおとし)という

仕上げ方法。


職人さんは「たわし」ぐらいの板に長い釘がいっぱい飛び出している道具を使います。

ある程度乾き始めたシラス壁を、、ガシガシ・・ガシガシと表面を削っていくのです。







内部は荒掃除が済んで・・なんだか風呂上りみたいにさっぱりしました。





造り付けの家具もとても、きれいに納まっています。





キッチンも、今朝一番から据付作業を行っていました。



閲覧者に感謝!

2009年03月09日 | 今日の現場
先日もご紹介した私の義妹は広島で雑貨店を開きながらケーキ教室をやっています。

そんな彼女のブログ(http://yaplog.jp/teatime-rose/)を先生みたいに思って参考にしてきました。


ちなみに、ネットで注文すれば都城まで配送してくれるので是非、ご賞味ください。

まだ、ホワイトデーに間に合うかもしれません。



最近はこんな私のブログもたくさんの方が見ていただいているので嬉しくなります。


昨年までの掲示板では多くても1日に20名あまりだったのですが、ブログに

変えてから徐々に閲覧者数がふえて・・・


   昨日は69名の方が113回も見ていただいています。感謝・感謝


もっとも、黙っていますが子供も社員も、なかには関連業者の方も見ているような

ので数字から1割以上は差し引く必要がありますね。



それでも私にしてみればたいしたものだと思うのです。



そんなわけで、、

ご覧いただいている皆様に感謝をして、これからもありふれた1日を拙いながらも

「和楽家草子」に綴っていきます。





さて、今日は朝から雨降りで少し肌寒い1日になりました。

そんな中、高原町現場では合羽を着ながら左官屋さんたちが作業を進めています。





お施主様も昼の時間に来ていただいたのですが・・・

    こんな雨降りで壁を塗っても大丈夫ですか?

    今やっているのは、明日から仕上げるための下準備。

    小窓周りに定規板を打ち付けて、回り縁を作っています。

    明日からは晴れるので、そしたら広い壁面をどんどん塗っていきます。



内部では、造り付け家具も取り付けが終わっています。







二日間の養生も終わり、塗り壁もかなり乾いています。


そして明日は、室内の荒掃除。


床などの養生シートを剥ぎ取って、掃除機をかける予定です。

末吉町見学会 閉会

2009年03月08日 | 見学会・上棟式・地鎮祭
2週間にわたっての末吉町見学会を終えることができました。

お施主様のご好意に深く感謝いたします。

そして、たくさんのお客様にご来場をいただきお礼を申しあげます。






今回の見学会には本当にたくさんのお客様が来場されています。

たぶん、この5年ほどの間のベスト3に入るくらいでした。






女性の方に一番の人気は、広々としたオープンキッチン周り。

二番目は外観から見える、物干し場となるサンルームのスペースでした。






男性と子供たちが興味を持っていたのは階段を上ったロフトスペース。






子供部屋からはしごを上って入るロフトの子供用寝室には皆さんが関心を持っていました。



長雨のために、ウッドデッキや雨水利用システムが出来上がっていなくて、お見せ

できなかったのは残念です。


これらは、このブログの中で完成しだいにご報告していきます。


サクラサク・見学会第三日

2009年03月07日 | 見学会・上棟式・地鎮祭
   「サクラサク!」

昨日は嬉しい知らせが届きました。

広島に住む義妹の子供が広島大学に合格!

亡くなった嫁さんがとてもかわいがっていた女の子。

昨年は甥も青山学院に合格しているので義妹もやりくりが大変なことでしょうが、

今は喜びいっぱいの声。





さて、見学会の三日目の朝。

末吉町に行く前に、内部塗り壁が進んでいる高原町現場に行ってきました。


昨日は昼から冷え込んでいましたが、風も吹いて外壁の乾燥もだいぶ進んでいました。





裏山に登る道も天気が良くなって簡単に登れました。

昨日までの黒っぽい外壁がかなり乾いて白くなっているのが分かります。

月曜日からは仕上げができそうです。



内部壁のほうはと言うと・・・






バリケードを潜ってはいると・・





残すは、子供部屋と寝室だけになっています。

今日には必ず作業終了となります。




ちょっと驚いたのは、このサッシュのガラス!





樹脂サッシとペアガラスなら結露しません!!!

そう言っていた私です。


補足させてもらえば、想定外の悪条件では「結露することもあります。」



先日来の雨が降り続き湿度がずいぶんと高くなった環境、

夕方には窓を締め切り、屋外よりも断熱・気密がきいて暖かくなった室内、

更にドロドロの塗り壁材を家じゅうの壁に塗りこんでしまうとさすがの樹脂サッシ

とペアガラスの組み合わせでも結露しています。



これと似たような状況を見たのが数年前に点検に行ったときでした。

石油ストーブにやかんをかけてお湯が湯気を立てて沸いている、そんなお宅の窓が

ビッショリと結露していました。

このときは、換気扇を回すか、部屋の中でストーブにやかんはやめていただく

ようにお願いをしました。


樹脂サッシとペアガラスがどんな状況でも結露しない、と言うことではないのです。



ちなみに、私が窓を開けていたら職人さんが登場。


 塗り壁の作業中は、結露するくらいの湿度があったほうが壁の乾きが遅くなって

 いい具合に仕上がるんですよ。


 そうなんだ~。


 作業が終わったら、窓を開けて乾燥をさせてください。

 
 了解・・・です。






本番の見学会は。

本日もたくさんのお客様においでいただきました。

ありがとうございます。

たしか、20人近くはいらっしゃったようです。



スタッフの森山も、完全復活。

ハウジングアカデミー協会の井手本会長も手土産持参で来てくれました(腹)








奔走!明日と明後日が末吉町見学会です。

2009年03月06日 | 今日の現場
早朝に高原町現場まで走ると春の山の姿が楽しめます。

特に、雨上がりの朝は見落としていた風景があちこちにあります。


私は天候ひとつで気分が浮き沈み、周りを眺める気持ちまで無くしていたようです。


昨日まで気づかなかったひとつが、コレッ!!


「菜種梅雨」と書きながらあまり見ないなぁ・・と思っていたら。

雨の中に隠れていたようです。








御池を抜けて極楽温泉方向に下ると・・・

朝の光で、昨日の大雨に浸かった田んぼが輝いています。






そして、高崎川を渡る橋の上からは高千穂の峰が・神々しい姿を見せています。










まだ職人のいない現場では、昨夜の雨にしっとりと塗れた外壁が青空の下に・・。







朝日が差し込むリビングは足場が片付いて、いっぺんに明るくなりました。。







今日は午前10時から末吉町の「JIO完成検査」があるので、とんぼ返り。


あまりに汚くなった愛車を久々に洗車機に入れて一息ついていたら、唯一の社員の

森山が体調不調でダウン!!のメール。



午後からの打ち合わせに備えての図面と書類が見積もりが・・(涙)

明日からの見学会は!!(白)





夕方になって蓑原町現場に行くと、瓦屋さんがいます。


    「天気が二日続かないと、瓦は葺けない。」

と言って来週から工事しますと言っていたのに、もう瓦桟が終わりかけています。


と言うことは・・・明日も晴れ!




屋根の「遮熱・防水・透湿シート」の上に通気層の縦桟を取り付け。

これで、遮熱シートの上の熱くなった空気は上方へ昇っていき排出。


これが、夏場の木陰の涼しさの秘密!

実際見てみれば、なんでもないことですが、夏場に小屋裏に入ると実感できます。




横方向の木材は瓦桟。これに瓦を止めていきます。