和楽家草紙 (わがやぞうし)

宮崎県都城市のエヴァホーム社長のブログ。
日々の出来事から趣味の話まで色々なことを書き綴っています。

暖かい春の「菜種梅雨」

2009年03月05日 | 今日の現場
今年の桜前線は熊本の3月15日から。

昨年は桜祭りが始まってもなかなか咲いてくれずに、花見の幹事の方たちがずいぶ

んと苦労されたような新聞記事がありました。

しかし、今年は花見を3月20日過ぎには設定したほうがよさそうな暖かさに

なっているみたいです。



こんなに暖かいから、長雨が続くのでしょうか・・。


昔、官公庁の工事をしていた頃、この「菜種梅雨」には泣かされた思い出があ

ります。



ずいぶんと昔のことで、時効でしょうからお話します。




コンクリート団地の仕上げの時期、今と同じように降ったりやんだりの天候の中、

左官屋さんは足場にシートを張って外壁のモルタル仕上げをなんとか終了・・。



しかし、その仕上げに吹き付けタイル(塗装工事)をしなくてはいけないのに、

雨は降り続き、壁に塗ったモルタルは乾かないし検査期日は迫ってきて・・。




とうとう、まだ触るとしっとりとする様なモルタル面に塗装を吹きました。




あれから20年近くたっていますが・・塗装がはげた様子もなく他の建物と並んで

も遜色ない状態でいます。






今日も昼過ぎまで雨も降らず、高原町の現場は順調に進んでいます。


昨日までは、真っ白だった壁が「そとん壁」の下塗りでグレーに変わってドキッと

します。







足場の上に上下に並んで、いっせいに塗っていきます。





ある程度、下塗り材をならした上に、メッシュをかぶせて押さえ込んでいきます。

こうすると、ヒビ(クラック)の入らない、強い外壁が出来上がります。







同時に始まった内部の塗り壁工事のほうは、3人の職人さんで明日くらいまで下地

処理にかかるみたいです。









そとん壁下塗り

2009年03月04日 | 今日の現場
久しぶりに、青空がのぞいた一日になりました。







高原町の現場では、7人の職人さんが集まり「そとん壁」の下地を塗り始めています。


下地に塗るのは、シラス壁専用の下地材を使います。






材料は、「ミキサー」を使って水と練り合わせます。






そして、足場の上の職人が塗り始めます。




「塗り壁」事始

2009年03月03日 | 今日の現場
 わが社が塗り壁を初めて扱ったのは、都原町の宇都様の家ですから7年ほど前。

 
 そこではモミの木と床下暖房も初めて採用した記念すべき住宅です。



 それまで、塗り壁というと昔の我が家にもあった「ジュラク壁」といって、触る

 とボロボロ落ちてくるような、もろい塗り壁。



 そんな私のイメージを、文字通り塗り替えてくれたのが山田町で作る「シラス

 壁」でした。


 当初は、内部壁はビニールクロスを標準としていたし、わが社ではお客様自身も

 塗り壁を希望される方がほとんどいらっしゃらなかったので、リビングの一壁の

 みシラス壁を勝手に塗らしてもらっていました。



 それが大きく変わったのが、4年前に「風家」のモデルハウス、現在の事務所を

 建ててから。


 新商品の「風家」タイプではすべての内部壁と外壁までを塗り壁にしたからで

 す。



 そして、その後はほとんどの家で塗り壁を施工させていただいています。

 都城周辺では塗り壁施工が一番多いと自負するくらい。



 もちろん、たくさんの失敗も経験してお施主様にお詫びしたこともあります。

 
 私自身も、塗り壁の補修に関しては腕が・・・上がっています。



 それでも、お客様に塗り壁をお勧めしているのは、快適さと共に視覚での安らぎ

 が得られるからです。


 何気なく暮らしていく中に、塗り壁があるだけでどこか安心感を与えてくれる。

 
 壁にあるひびが気になることがあっても・・ホッとしている、そんな気がする
 
 のです。


 

さて、今日の現場は・・・
 

小雨の降る、午前中から高原町現場では外部の透湿防水シートの上にシラス壁

「そとん壁」のラス網貼りが進んでいます。
 
 
 




明日からは、下塗りを始める予定です。

 

内部でも今日から塗り壁の下地処理が始まりました。

昼過ぎには、お施主様に現場にお出でいただいてパターン決定をしました。

   ランダムウエーブ

   ナチュラルウエーブ

   櫛引木こて押さえ など等

職人さんが、金こて、木こて、樹脂へらなどの道具を使っていろんなパターンを

作っていくのを見るだけでも楽しいものです。  


モデルハウスや見学会にも何回も足を運んでいただいてパターンを検討していただ

いていますので、かなりスムースに決めていただきました。






内部塗り壁で先行していくのは、吹き抜け部分の足場のあるところから。

今日はボードのジョイント部とビス跡のパテ処理をしています。



晴れ間の見学会、二日目

2009年03月01日 | 見学会・上棟式・地鎮祭



気持ちの良い天気になりました。

久しぶりの晴れ間になって、皆さんはお出かけが多かったのかもしれませんね。







昨日に引き続き、朝一番乗りは近所のご婦人方でした。

そして、滞在時間の長い部屋は・・・やっぱりキッチン。

やっぱりどなたも、このオープンキッチンには感心されます。








子供たちは、天気が良かったので汗かいていました。






ダイニングからリビングを眺めたところ。

奥様の実家からいただいた大黒柱が年配の方からも好評です。