・🌻食用とする夏の花ビラ
多くはそれほど美味しいものではありませんが、料理に彩りを添えたり、花によって、さらに香りを楽しみ、サラダ、あえ物、お浸し、漬物、椀だね、スープ、ケーキ、ジャム、デザートなどにあしらわれたりハーブティ、花びら酒などとし利用します。
食用にできる花でありエディブル(食用とされる)・フラワー(花)として用いています。
エディブルフラワーEdible flowerです。味覚は種類によってさまざまで基本的にはあまりクセがないものが多いですが、菊のように芳香のあるものやスパイシーなものなどもあります。
この季節には
ひまわり🌻:爽やかな甘い香りで、少しほろ苦さがあるといいます。
ラベンダー:香りの良いラベンダーは、ドライにしてクッキーに入れたり、お茶として用いています。
ウスベニアオイ(マロウ):ドライフラワーにして、お湯を注ぐと、花色と同じピンク色になりますが、レモンを1,2滴垂らすと鮮やかなブルーに変色するといいます。
ゼラニュウム:爽やかな香りでサラダやデザートに散らすと鮮やかな彩りです。
カーネーション:甘い花の香りで色に関係なく味は軽く苦味が感じられ大輪になると苦味が強くなりサクサクした触感のようです。
ハイビスカス🌺(ブッソウゲ): 赤いお花で、ほんのりと酸味の感じ茶やジュース、お菓子、天ぷらなどにしています。
キンギョソウ:赤と黄色があり、無味で苦味がなく添え物として用いているいといいます。
キンセンカ:花びらは、ほろ苦さがあり、うっすらと柑橘系の香りでサクサクした食感で、ほのかな苦みが感じられるようです。欧州や中国では薬用ともしています。
ダリア:キク科で花びらはほろ苦さがあるようです。
クチナシ:癖が無く微かなクチナシの香りとともにほのかな苦みがあり食べやすい花ビラの感じといいます。
ハマナス:蕾を乾燥させ、お茶として薔薇のようなかおりで楽しめるようです。
スイトピー:以前は有毒種としていましたが品種改良により苦みの少ないので回って多彩な色があり飾りにつけに良いでしょう。甘い香りがして塩漬け、スープの浮き実にもできるといいます。
センニチコウ:花びらが硬いので生食には向きませんが、スープ、お茶などに浮かべて彩りを楽しむか、花びらにして散らして使うのがよいでしょう。
ナスタチュウム(キンレンカ):ぴりっとした辛みと甘みが特徴で香りはほのかに甘くスパイシーです。花以外にも葉っぱや若い実も食べられます。
紅花:赤が引き立つ花びらをハーブティー、紅花酒としています。フローラル系の香りで、口当たりが、あっさりしています。
ズッキーニの花:花の中にチーズを入れて揚げるのがお勧めのようです。食感は特に味はなく、繊維質、雄花とても甘いとのことです。雌花には甘さはなく、雄花だけを料理に使う国もあります。
花オクラ:薄いクリーム色をした大輪の花をお浸しやサラダに美味しく、花びらは、若干ネバネバするといいます。
デンファレ:見た目は胡蝶蘭のような花でハワイアンパンケーキのトッピング、ドリンクに添えてあります。サクサクとした食感で、噛むと若干の粘り気があると言われています。
チャイブの花:ネギの風味のあるピンクの花をサラダに使えます。
惣菜で野菜としているアーティチョーク、ハナニラ、キンレンカ、バナナの花、エルダーフラワーがあります。
バナナの花:灰色がかった高貴な深い赤紫色の、均整のとれた円錐形の蕾で、バナナフラワーといっても、実際に食用となるのは花の芯の部分で料理に用いています。
エルダーフラワー:生の花をシロップ漬け、ピクルス、飲み物の香りづけに、乾燥させた花をお茶に使います。
松明花(たいまつばな):ベルガモットオレンジ(エッセンシャルオイルで使われる)と香りが似て、香りは強くピリッとした辛味がある。
観賞用に栽培したものは、薬剤散布をしてあり食用ではなく、食べられません。エディブルフラワーは、食用に栽培した食べることができるお花です。
お花の中には最初から毒性がありエディブルフラワーにはできないものもあります。
食べられない花の一例:キキョウ、スイセン、彼岸花、クリスマスローズ、シャクナゲ、クレマチス、アジサイなどです。
時には食用のエディブルフラワーを、日常でも料理、サラダ、菓子類、ドリンクに上手にアレンジして食卓を華やかに飾ってみましょう。
ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。
(初版2020,6,3)
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