・生薬Herb medicine/Crude drugs しょうやく
薬用となる植物・動物・鉱物の全体あるいはその一部を生のまま、または簡単な加工を施し疾病の治療に用いた物質で一地域で伝統的に用いていた民族的薬物を起源としている。
天然由来の薬物で広くは抽出エキスや医薬品原料となる天然物をも含む。
日本薬局方・生薬総則の規定では、生薬は動植物の薬用とする部分・細胞内容物・分泌物・抽出物又は鉱物などをいう。 漢方薬は、複数の生薬を一定の割合で調合し 医学大系の理論的母体がある傷寒論(しょうかんろん) 、神農本草経(しんのうほんぞうきょう)、本草項目(西暦1578年)などがあり漢方医が患者を診断し投薬する。
民間薬といわれるものは単品で1種類のみを使うことが多く人類が経験的に疾病の治療に利用してきた薬用植物・動物・鉱物といわれる。理論的なことの解明はなく言い伝え・伝承により身近な人から投与を受けていることが多い。
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