・ブルーベリーBlueberry ぶるーべりー
ツツジ科、北米原産。日本に自生するクロマメキ、コケモモと同じ仲間であり現在は、世界の温帯地域に分布し南半球からの輸入もあり日本では、年間を通し市場でみられる。
低木で4月に白又は、薄いピンクの可愛らしい釣り鐘状の花をつける。6月ぐらいより直径1cmほどの扁球形(へんきゅうけい)の大きさになり最初緑色からしだいに紫がかって成熟すると暗紅色をし果皮が白い粉で被(おお)われる。
甘酸っぱい果実で7月~9月にかけ収穫し旬として成熟したものを生食、ジャム、ゼリー、ジュース、ケーキのデコレーション、缶詰、乾物に利用する。
野性種ローブッシュブルベリーの一種ビルベリーからのアントシアニンAnthocyanin(cyanidin、 delphinidin)含有量が高い。第二時大戦中にイギリスのパイロットにより暗視力改善に効果を見出し研究され続けている。
ロドプシンの視物質の再合成を促進させ抗酸化作用があり、眼精疲労、視力改善、循環機能改善にも有効としている。
アントシアニンが100g中で栽培種で80~300mg、野性種で400~500mg含み北欧(ラップランド地方)の太陽の沈まない地方で紫外線から身を守るために蓄えているという。
アントシアニン含有量25%で50~600mg/1日を目安量とするのがよい。ブルーベリー100g中で食物繊維(便通をよくする)3.3g、ビタミンA効力9μg、ビタミンC9mg、鉄分0.2mgを含む。
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