・ミューズリーMuesli みゅーずりー
1900年頃、生の果物と野菜が療養に必須であると考えたスイスのビルヒャー=ベンナーBircher-Bennerが、自身の経営するサナトリウムの患者のためにミューズリーを考案している。
1900年頃、生の果物と野菜が療養に必須であると考えたスイスのビルヒャー=ベンナーBircher-Bennerが、自身の経営するサナトリウムの患者のためにミューズリーを考案している。
アルプス山脈を登山した折りに食べた、山岳放牧の羊飼いの間に伝わる伝統的な携帯食の食事から発想を得たといわれる。
ミューズリーとは、スイス語で「つぶした」という意味という。この伝統食をヒントに、サナトリウムの療養食として考案した。
シリアルとしてスイスとアメリカ、場所は違えど、「サナトリウム」という同じ場所から生まれている。オートミールの他、複数の穀物をブレンドし、ドライフルーツやナッツなどを混ぜたもの。最近のミューズリーはあの若干生っぽい感じがありローストしたカリカリタイプもあって、グラノーラとの境目がわかりにくくなっている。それでもハチミツや黒砂糖などは入れない分、糖分が少なくカロリーも抑えめで日本では主に牛乳やヨーグルトをかけて食べることが多い。
基本的にはミューズリー自体に甘味はない。
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