・豕槌 猪の子槌 牛膝 いのこずち
ヒユ科の多年草で、本州、四国、九州の山地の谷間や木陰、生垣などに広く分布する。対生する枝を出し、節が太く葉は楕円形の長さ10cmほどで夏から秋、緑色の小花を穂状につける。
ヒユ科の多年草で、本州、四国、九州の山地の谷間や木陰、生垣などに広く分布する。対生する枝を出し、節が太く葉は楕円形の長さ10cmほどで夏から秋、緑色の小花を穂状につける。
実にはとげがあり、衣服や動物の体について運ばれる。高さは80cm内外になる比較的大きな草で節が牛の膝のようになっていることから漢名は牛膝(ゴシツ)という。
5月頃までの若芽の若い葉と新芽を生で揚げ物に、茹でて胡麻和え、辛し和え、酢味噌和え、油炒めに出来る。秋に根を採取し、洗って乾燥させた後煎じて食間に飲むと神経痛、関節痛などに効くとしている。
女性の月経不順や婦人病にも効果があるという。さらによく煎じてシロップ上にしてガーゼなどに塗って貼ると乳腺炎にもよいといわれている。
ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます