・益智 やくち
ショウガ科、中国南部に分布する多年草で温暖な気候を好み林下に自生が見られる。草丈1.5~3mで茎は直立し中国では生産栽培する。
3-5月にかけて茎の頂(いただ)に穂状にピンク色の小花を多数咲かせる。日本で見ることが稀(まれ)な果実を摘み取り、乾燥させ益智仁(やくちじん・やくちにん)、益智子(やくちし) などといい中国では古く本草拾遺 (ほんぞうしゅうい:739年)、開宝本草 (973年)などに記載している。
シネオールCineoleを含み芳香があり食欲不振、消化不良の健胃に用いる。
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