2025/1/11
ちっちゃい王国のちっちゃい姫が、イチゴの呼び名をサンゴやイチヨンに変えるという話から、言葉の意味について学んでいく話。
隣国の王子たちはホントにしょうもないけど、すぐに軌道修正できるのは見どころあるのかもしれない。
メロンの種類や、湖、池、沼、水たまりの違い、シャベルとスコップの違いなど、意味のグループわけを紹介する。
並行して、お化けがやってきて、伝統の「志村後ろ」をやったりする。
子供の反応が活発で、この古典的な演出がいまだに現役で通用するというのが発見だった。
そこから、お化けと幽霊と妖怪がどう違うのかという話。関係ないようで繋がっている。
特別な物には別の名前が付くという話できれいにまとめられたと思うけど、子供たちにはちゃんと伝わったんだろうか。
色々な例が挙がっていたけど、底だけ伝わっていれば成立する話だったと思う。
《詳細》(観劇三昧HP)
■公演時期 2024/08/12
■キャスト
森岡望
村井まどか
髙橋智子
永田莉子
■スタッフ
作・演出:平田オリザ
美術:杉山 至
音楽:やぶくみこ
照明:井坂 浩
舞台監督・映像・音響操作:島田曜蔵
衣裳:正金 彩・中原明子
制作:太田久美子
企画制作・主催:一般社団法人江原河畔劇場
■あらすじ
ちっちゃい姫は、いろいろなモノに興味を持つお年頃です。「どうしてイチゴは、イチゴって言うの?」
「どうして国によって言葉が違うの?」そんな無理な質問をして家来たちを困らせます。
世界中の言葉を知っているシャベルン博士がやってきて、姫に少しずつ、言葉の不思議について教えてくれます。
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