2024/5/24
・早稲田大学自体に行くのも初めて。
・演劇博物館では、毎週金曜13時からボランティアの方のガイドを受けられるということで行ってみる。
・HPを見ても情報量が多すぎるので、詳しい人に聞いたほうが早いなと思った。
・いかにも大学らしい直方体の建物の並びに、あきらかに異質な西洋風の建物がある。
・シェイクスピア作品が多く上演されたイギリスのフォーチュン座を模して作られた建物。演劇の舞台としても使えるそうだ。
・建物の近くに坪内逍遥像。右手の色が剥げている。握手をすると早稲田に縁ができるというゲン担ぎがある。受験生ではないが、とりあえず握手しておく。
・受付でガイド希望の旨を伝え、ご年配の女性に対応していただく。ガイドさんと一対一で館内をまわる。
・長期休暇明けの仕事が怖いので、今回の旅行では人と話せる機会があれば積極的に話す方針。
・ガイドさんのお住まいが某有名劇場の建物内だという話や、宝塚に最近ミソが付いた話、唐十郎の話など、演劇に関する専門知識というより、観劇先輩と世間話をしているような感じだった。これはこれで楽しい。
・そのスタッフさんの専門は古典芸能のようで、貴重な資料もあったのにうまくリアクションが取れない。
・越路吹雪の衣裳展が開かれていた。イヴ・サンローランに頼んだという衣装も並んでいる。
・コンサート用の衣装もあって、調和重視の舞台衣裳と違い、威圧というか、場を魅了するための衣装という感じ。シンプルでも、しっかりかっこいい。
・コンサートの映像もあったけど、すでに全体の半分くらい終わっていた。再訪時に見ることにする。
・越路吹雪とマネージャーの岩谷時子の関係がおもしろく、「二人芝居作られたら見たいです」と言ったら「もうやってる」と言われる。
・後で調べると二人がメインの作品を見つけたけど、二人芝居は見つからなかった。探し方が甘いのかな。
・坪内逍遥が講義をしている様子もビデオに残っている。
・まさに口角泡を飛ばす、熱意にあふれた語り口で、役者や政治家だったとしても大成しただろうなと思う。
・ガイドは1時間半くらい。自分でも足が痛くなるほどだったのに、付き合っていただいて感謝。
※時間がいくらあっても足りない→早稲田大学文化資源データベース
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