2016/1/1
・ラジオ好きなら電気グルーヴはカリスマ的存在。今年の映画初めとして文句なし。
・前身の「人生」から「電気グルーヴ」になり、現在に至るまでの歴史を115分で一気に振り返る。
・音楽ジャンルの紹介が中心。
・思っていたよりはるかに真面目な構成。
・他分野で活躍しすぎているからこそ、音楽、特にアルバムに分野を絞って見せている感じ。
・順に紹介されるアルバムは全部知ってたし、ほとんど一度は買っていた。
・アルバムのほとんどがインスト。当時は意味がよくわからないところが逆に通っぽくてよく聴いていた。
・ライブ映像、関係者の証言で構成されてる。
・石野卓球とピエール瀧へのインタビューは一切ない。
・「インタビューでも平気でウソをつく」「むしろ本当のことを言ったら負け」という印象があるので賢明な判断。
・結果、最高にデタラメな電気グルーヴの周囲にいる「大人」たちの存在感が強調されている。
・当時の大人たちの冷静な評価が聞けておもしろい。
・ナレーションがすべて英語(&字幕)で、ドキュメンタリーのパロディっぽく見せてたのは遊び要素なのか。
・あと、顔面騎乗(逆)はお宝映像なのか。
・『Shangri-La』のちょっと手前あたりから、ライブでのピエール瀧が巨大化してくる。
・単に太ったというだけでは説明がつかない。
・ステージ上で怪獣がウロウロしている。
・舞台俳優だとよくある現象だけど。スクリーン越しなのに。
・なにをどう修行したら、あんな人間に育つんだろうということを延々考えてしまう。
・神を信じるくらいならピエール瀧を見ていたほうが幸せになれそう。
・この映画で提示された問い、「電気グルーヴとは何者なのか」は、最後まで見てもよくわからなかった。
・エンドロールでの二人を見てつい笑顔になってしまう。
・見終わってそのままカラオケボックスに寄って『N.O』を歌いたくなった。
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