[MV] Perfume 「無限未来」
2018/3/28
・時間勘違いで最初の10分弱見逃す。
・落ち込みすぎて最初のほう何を見ても楽しくない。
・瑞沢高校の競技かるた部が全国大会に挑むなか、部長の真島太一が、学業との両立やエースの千早との関係に苦しみながら成長する話。
・原作はすっかり長期連載になって群像劇化しているけど、時間の制約がある映画では太一の成長にフォーカスを当てている。
・対戦相手の味わい深いエピソードはひととおりカットされているけど、桜沢先生の後姿だけ映ってるところとか、原作好きにはたまらない焦らし方で、全部描けないなりに配慮も感じる。全体的に脚色うまい。
・お話としては太一が中心でも、やっぱり千早がかるたをやりだすと見入ってしまう。
・広瀬すずの目付きとか少し乱れた髪とか札を払った後に和服の袖がふさっとなるところとか、一挙手一投足とにかくかっこいい。
・広瀬すずを見てこんな貫禄のある十代なんかいないよと思ったら彼女自身がまだ十代だった。
・どっからどう見ても美人でキラキラしている人にオタクのコスプレをさせるようなキャラ付けが苦手なので、本作のように最初から美人であることを前提にしてくれたほうが屈託なくて好き。
・松岡茉優が会場に現れるところ、ギャグだし実際笑ったんだけど、見ちゃいけないものを見てしまった後ろめたさのほうが強い。
・原作のいいところは登場人物の熱量が読み手に伝播していくところ。多少話が変わっていても、そこを抑えているので満足度は高い。
・むしろ、青春を描くには、終わることを前提としていない連載マンガよりも、時間の制約のある映画のほうが向いていると思う。
・作中の藤岡東高校のように、地域のアマチュア団体の猛者が集まって部活を作り、無名の高校が全国制覇を目指す感じが競技かるた独特とい感じで好き。サッカーのクラブチームと部活動みたいな感じなのかな。
・最終試合での小道具の使い方が上手かった。台詞ではなく絵で見せるのがおしゃれ。
・結局、千早は最後までどちらも選べず、ほとぼりが冷めたくらいの年代になってから、全然関係ない第三者と結婚するような気がする(見も蓋もない)。
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