観劇三昧:坂口修一「ミッド・ナイト・エクスプレス第48話『大逆転』」
2017/12/7
田々南徹とシルバーフォックスによる駅ホスト対決の終盤を描いた話。
あと3回。登場人物も増え、クライマックス感はますます強くなっている。
最後のナレーションも強めのリバーブをかけて盛り上げている。
ニートの通訳というポジションは、演じる役が無駄に一人増えるだけなんだけど、それすら安定してこなせる演技力。
「大逆転」というタイトルのミスリードぶりや、いったん落とせるところまで落としてからの盛り上げ方がうまい。
ジョジョの名言「相手が勝ち誇った時そいつはすでに敗北している」を地で行くような話だった。
それにしても、京阪はこの企画に労力とお金をかけすぎ。
終盤に出てきた人、「ミナミ」って聞こえたけど、ユウキさんでいいのかな。一人称「ボク」だったし。
《登場人物》田々南徹 ニート バイト ナレーション シルバーフォックス 出町柳常務 ミート エイト ライト 車内アナウンス アンモナイト ユウキさん 光源氏
《作品情報》(観劇三昧HP)
公演時期 2008/03/11
上演時間 00:19:09
出演者:坂口修一
スタッフ :
作・演出:サシマユタカ
舞台美術:柴田隆弘/演出助手:若旦那家康(ROPEMAN(28))/音響:児島塁(Quantum Leap*)/照明:南勇樹(芝居処味一番)/フライヤーデザイン:黒田武志(sandscape)/webデザイン:山口良太(slowcamp)/写真撮影:森達行/ナレーション:岸本奈津枝
企画・製作:坂口修一
協力:土の会
あらすじ
高校時代の友人である徳永博士と安倍が打ち出したマクドナルドでの宣伝活動は、徹の予想を遥かに上回る結果をもたらした。そして流星軍団に大差を付けたまま、最終日を迎えたのであった。
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