縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

明日の神話は原発バーン

2011-05-05 | Weblog
JR渋谷駅と京王井の頭線渋谷駅を結ぶ連絡通路に展示された岡本太郎の壁画「明日の神話」の右下端に、
福島第一原発事故を想起させる絵が付け加えられていたことが5月1日までにわかった
( 東京新聞の記事、 asahi.comの記事、 YOMIURI ONLINEの記事 )。
猫社長はテレビで明日の神話の下に付け加えられた原発らしき絵をみたとたん
「おぬしなかなかやるもんじゃのう」と思わず笑みをもらしてしまった。
これはかなりきついブラックジョーク。猫社長絶賛。
このいたずらを許せるのは
犯人は太郎さんの絵には傷一つ付けていない。
明日の神話を冒涜しようなんてはなから思っていない。
なぜなら明日の神話に絵のタッチを同調させている。
犯人は太郎さんに尊敬の念をいだいているとも考えられる。
そして太郎さんが生きていたら
「面白いじゃないかこのままにしておいたらどうだい、僕はちっともかまわないよ」
って言ってたかもしれない。
犯人は猫社長だろって?
違いますよ。猫社長はここまで機転が利かないし絵もうまくない。
今の日本の現状をユーモアと皮肉とセンスでこれほどうまく
どんぴしゃに表現できる人ってどんな人だろう。会ってみたい。