縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

わかっちゃいるけど

2007-12-23 | Weblog
縁起村デパートは日曜とクリスマスイヴイヴが重なってえらい混雑だった。後ろを歩くおじさんが
「すごい人だな、なんてこんなに混んでんだ」こういう時たいていの人間は同じ事を言う。
決まっているだろ、あんたたちが来るからだよ。そして猫社長も性懲りもせず来ている。
なんでこんなところに道があるの?誰かが作ったからだ。
なんで川があるんだよ。お前が生まれる前からあったからだよ。
わかっているんだけど、つい。
海の水はどうしてしょっぱいの?
真水だとブラックバスやブルーギルに浸食されちゃうからだよ。
いやあ、わかっているけど、つい聞いちゃう、えっそれってほんとかな。
横浜そごう6階ジャパンショップに常設
展示会、日本橋丸善B1、津田沼丸善、福岡丸善 開催中

霊感、UFO

2007-12-22 | Weblog
またかよ、神奈川県警。
神奈川県のはしっこの縁起村に住んでいる猫社長としては恥ずかしくて表を歩けない。うそだよ。
横浜にそびえる神奈川県警ビルはとてつもなく大きい、そしてりっぱだ。まるでどこかの国の議員宿舎みたいだ。
だけどセンスがない、霊感はあるかもしれない。
ビルの前に銅像がある。お巡りさんと子供の銅像だ。その子供の体のバランスが悪くて気持ちが悪い。
だから県警ビルの前を通るたびに猫社長はいつも親指を隠す。あれ?それは霊柩車か。
まあとにもかくにも、いい場所に建っているんだからちゃんと仕事に身を入れてよ。じゃないとUFOに
攻撃されてもしらないからね。
何!まだ確認が取れていないって?
もしどこかの国のひとつでもUFOは実在すると発表したら、その国は異星人とコンタクトを採っていると、
人々の妄想をかき立てるだろう。多くの人はその国へ出かけ、UFOが現れることを期待し滞在する。
UFOの訪れを切望する人々のエネルギーは目に見えない竜巻のような電波となって宇宙へ飛んでいく。
それをたまたま感知したツアー中のUFOがちょこっと立ち寄ってくれるかもしれない。
貧乏な国はたちまちUFO観光で潤ったとさ。
横浜そごう6階ジャパンショップ常設
展示会、日本橋丸善B1、津田沼丸善、福岡丸善 開催中

猫社長の災難な一日

2007-12-20 | Weblog
今朝朝刊をめくっていたら、長生きウンコの本、の見出しが目に飛び込んだ。ウンコを長生きさせて
いったいどうするつもりだ。違った、ワンコだった。目が点。
久しぶりに納品がてら横浜そごうへ行くことにした。スイカを発券機に差し込んだらガガガとプラスティックを
砕く音がして取り出し口から現れた猫社長のスイカはシュレッダーにかけられたごとく粉々になっていた。
しまった、パスネット時代の条件反射がでてしまった。まあいいや、スイカは縁起前駅ではチャージ
できないから、この際だからパスモに変えよう。
横浜駅構内はいつも工事中みたいだ。床はところどころ黒いラバーが被ったままだし、天井もむき出しのまま
電気の配線がみえて垂れ下がっている。この状態がもう何年も続いている。
そごう6階のジャパンショップで挨拶と納品、前に収めたねずみがほとんど売り場になかった。ほほほ。
帰りにラーメンでも食べようかとジョイナスをさまよったが、ラーメン店はどこもなぜか行列だった。
歩いているうちに味が濃くて重たい物を食べたくなった。じゃあトンカツだ。
トンカツ屋のテーブル座ってロースカツ定食とグラスビールを頼んだ。ほぼ同時に隣席のご婦人の
ヒレカツ定食も運ばれた。目があった。それならと一切れ交換しあった。ふむ、、だけど、やっぱりカツは
ロースに限る。
お腹いっぱいのまま縁起前駅から家に向かって歩いていたら、うお!体が中に浮いた。その瞬間
猫社長の体はそのまま大きな穴に吸い込まれた。マタギのたぬきおやじが仕掛けたイノシシ穴の中に
落ちてしまったらしい。まったく道のまん中に仕掛けないでよ。放心して仰向けになったまま丸くみえる
水色の空をしばらく仰いでいた。雲が掛かったとき丸い穴全体が綿菓子のように見えた。
まあこんな日もある。
横浜そごう6階ジャパンショップに常設
展示会、日本橋丸善B1、津田沼丸善、福岡丸善 開催中

老後はラテン系の乗りで

2007-12-19 | Weblog
老後はラテン系で楽しく暗そう、じゃない暮らそう。
こんな有識者懇談会が発足したらしい。
猫社長のラテン系の印象はマンマミーヤ、グラッチェ、カルボナーラ、ナポリターン、ダーバン。
年取ったらいきなりラテンの乗りで過ごせってか、先行き真っ暗な老後だけど、明るくノー天気で
貧乏をやりすごせということか。
吐く息が温泉の蒸気のように真っ白にたなびく寒い日だった。スカンクのプー子ちゃんは凍った路面に
足を取られてのけぞった。両手をばたつかせ体をイナバウアーのように反らせながら尻餅をつかないように
足をふんばらせたが重力がプー子ちゃんを一気に押しつぶしにかかった。プー子ちゃん危うし
毛皮のコートが台無しだ。と思った瞬間、誰かの手がプー子ちゃんの背中に差し出され、そのまま
プー子ちゃんを抱き上げた。
お嬢さん、大丈夫?今日は足下が凍っているからもっと注意しないといけないよ。
ありがとうございます。おかげで助かりました。プー子ちゃんは顔をみあげて、目の前にある
恩人の顔をのぞきこんだ。
おじいさんだった。おじいさんもプー子ちゃんの顔にずっと笑顔を向けていた。
かわいいお嬢さん、このあとお茶でもどうかね。
老後はラテン系。

デブ格差社会

2007-12-17 | Weblog
メタボ退治」と称してウエスト、血圧、中性脂肪値、空腹時血糖値などの基準を定め、
適正値を達成できない人には「自己責任」として最大10%の医療費アップを官僚はまじめに検討中
WEBサイトでこんなん見つけた。格差社会の次はでぶ格差社会がくるのか。で、で、次はどうなる、
ブスは人々に不快な思いをさせ、仕事に支障をきたすこともある、すると経済が衰退する。
だからブスは医療費10%アップ。
じじいばばあは仕事の能率が悪い、それは世の中にとって非効率的。だから医療費10%アップ。
貧乏人は社会のお荷物、だから医療費10%アップ。
病人は生産性がない、だから医療費10%アップ。
しんがりは縁起物陶芸家、問答無用だ、10%アップ。
うほ、このままじゃいつか猫社長は医療費自己負担になっちゃうよ。

横浜そごう6階ジャパンショップにねずみ集合
展示会、日本橋丸善B1、津田沼丸善、福岡丸善 開催中