縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

高熱にうなされ

2007-12-15 | Weblog
猫社長はインフルエンザの予防接種を受けたことがない。なぜなら罹らないからだ。
なぜ罹らないのか、そんなことは知らない。小さい頃、病気三昧したせいで抵抗力と免疫力がいまでも
持続しているのかもしれない。馬鹿だから?そうかもしれない。
だったらもっと馬鹿になってやる。
新聞の一面の広告欄にインフルエンザの予防接種は受けてはいけないという本の広告が載っていた。
なんだか力強い味方を得た気がした。
小さい頃はいつも風邪を引いたり大熱をだして幼稚園なんか半分もいけなかった。久しぶりに幼稚園に行ったとき
卒園式が終わっていたこともあった。熱が出るといつも同じ夢を見た。大きな車輪のなかでくるくる
まわったり、連続でんぐり替えしで目が回る夢だ。ふらふらでふと見上げた天井には夢かまぼろしか妖怪がいて手
を差し伸べていた。
おいでおいで、そう誘われて、いやだよ怖いと拒否したら熱が引き潮のように去っていった。
もし今度高熱がでて再び妖怪があらわれたら少し立ち入った話でもしてみようか。
あんたさあ、男?女?中性?もしかしておかま?

製造年月日の謎解き

2007-12-13 | Weblog
食品偽装。昔は製造年月日になっていた。それが消費期限や賞味期限になった。それについて
Wikipediaを見るといろいろ書いてあるけど製造年月日を廃止したのはこんな理由もあるんじゃ
ないかと猫社長は考えた。
クリスマスケーキ、スポンジの製造が11月中頃、クリームは12月中旬、上に乗っている
チョコレートなんていつのものやら、苺だけは日持ちが悪いのでイヴ1週間前につみ取る。
それらを飾り付けた日を製造年月日だとしたらそれこそ偽装になってしまうので製造年月日は
無くなった。猫社長の子供の頃は製造年月日すらなかったけどね。
もっとややこしいのはできあいのおせち料理、伊達巻き、煮染め、ごまめに昆布巻き、ひもちしそうだ。
栗きんとんなんてパックにして保存したら何年も保ちそう。これらを詰め合わせた日が製造日にしている。
もし誠意あるおせち業者がいたとしたら、おしながきをしたためた奉書を添付する。
元旦を向かえ家族たちはおめでとうのあいさつを交わす。昨日の紅白のナカイクンの女装は
いただけないねえとなんて会話をする。お腹減ったね、さあこちらは老舗船場きっちょん兆のおせちを
いただくとしましょうか。母さんが重々しく重箱の蓋を開ける。すると奉書が一同の目に入る。
うむ、なにかな、一家の大黒柱のお父さんが奉書をはらりと広げうやうやしく読み始める。
黒豆、9月25日製造、数の子、10月3日製造、棒鱈、2月10日製造、、、、
最後に消費期限1月3日と締めくくってあった。みんなの顔が重箱の上に集まり固まった。
横浜そごう6階ジャパンショップにねずみ集合
展示会、日本橋丸善B1、津田沼丸善、福岡丸善 開催中

布団圧縮とジャックと豆の木

2007-12-10 | Weblog
布団圧縮袋、押入がふとんや毛布でぎゅうぎゅうなのでついに登場とあいなった。
テレビ通販ではいとも手軽に簡単そうに作業しているけど、重い綿布団をあの中に押し込めるのは
結構毛だらけ重労働だった。こりゃばばあ一人じゃ大変だ。それでも掃除機にビニールの中の空気を吸わせて
電車に轢かれてぺっちゃんこよろしく布団がどんどん煎餅になっていく様子は案外と面白い物だった。
そして猫社長は掃除機を尊敬した。お前のパワーはすばらしい。口じゃ無理だ。
掃除機を使わず圧縮しろったって誰ができるか、圧縮袋を発明した人やこれでボロもうけしている人は
掃除機を開発した人にいつも感謝したほうがいい。掃除機ありきの商品だ。
真空パックのスルメみたいになった布団は何だか軽くなった気がした。そんなわけはないはずなんだけど、
単なる紙の束が札束になったときみたいな精神的な作用が働くようだ。
積んで積んで積んで押入の片側はすかすかになった。
だが、事件は現場で起こった。袋に徐々に空気が忍び込み、布団がまーるくなっているではないか。
ぎっちり積み込んだ片側は布団のおしくらまんじゅうになり、やがて天井板を押し上げ、
2回の床を突き破りもりもりと膨らむ入道雲のように膨張してさらに屋根を破壊して天に向かって伸び続けた。
突き破られた屋根からは本当の雲が望めた。
だがやげて夜になり夜露を含んだ布団達は一斉にしぼみ始め、急速に押入に向かって戻り始めた。
ああやれやれ、どうなることかと一番上の布団を見るとメモ書と豆の種とが3つ乗っていた。
そのメモには、布団を一枚この種と交換しました、よろしく、天国のジャック、と書かれてあった。
ということで明日豆を庭に植えてみようと考えている。

廃船処理?

2007-12-08 | Weblog
国道246を走っていたらコジマがみえた。大きいなあ、リサイクルするはずの家電がぜんぶ盗まれ
ちゃったんだってねえ。いったいどこへ置いておいたの?
港に横付けされた大きな廃船にまとめて仮置きしておいたら、いつのまにか船もろともどこかへ消えて
しまったんです。
そう、それじゃあ、仕方ないね。盗難届をだして早く戻ることを祈ってるよ。
そうですねえ、検討してみます。
新品じゃなくてよかったじゃない。新品は船に積んでおかないでね。
横浜そごう6階ジャパンショップにねずみ集合
展示会、日本橋丸善B1、津田沼丸善、福岡丸善 開催中

コジマと大手自動車ディラーの・・・・

2007-12-06 | Weblog
家電のコジマがリサイクル料金を猫ばばした一件であることを思い出した。
数年前10年以上使用していた車を新車に買え代えたんだけど、猫社長の愛車はもう下取りできないってことで
廃車の憂き目になり、ディーラーに2万円払いさようならした。まだ十分使える車だと思ってた。
それから数ヶ月後、わけあって以前の車の廃車手続きの証明が必要になりディーラーに電話した。
すると、ディーラーが困ったような声で、実はあの車売れたんです、だってよーーーーお。
これって車ばば?コジマだって引き取った中古家電をどこかへ流したんでしょ。
猫社長の愛車はいくらで売れたんだろう。半分寄こせ、違う、廃車証明の件がなかったらばれないと
たかをくくっていたな、悪いことはできないんだよ。
猫社長の車は12年で3万キロしか走ってなかった。ボロは着てても心は錦だったのだ。