先週からenglish x englishのホームページで英英実力判定テストが始まりました。たくさんの皆様の参加をいただき誠に有難うございます。スコアを拝見して興味深かったのは、TOEICスコアや英検の取得級と英英実力判定テストの結果には相関関係があるものの、必ずしも一致しているわけではないということです。TOEICスコアがそれほど高くなくても英英実力判定テストの点数が高い例がありましたし、その逆もありました。
英英実力判定テストは非常にシンプルに作られたテストで、英英辞典の定義を聞いて英単語をタイプしていく方式になっています。したがってテクニックが入る余地はなく、英語の定義から単語を思い起こせるかどうかが問われるものになっています。
英英辞典を使わずにTOEIC900点あるいは英検1級レベルに到達する英語学習者がいるのはまぎれもない事実です。ただそういったやり方ですとどうしても効率が悪くなります。
たとえば以下の英検1級レベルの英単語を
skirmish=小競り合い
complacency=自己満足
retribution=報い、天罰
と覚えていくよりは、
skirmish=a fight between small groups of soldiers, ships etc, especially one that happens away from the main part of a battle - used in news reports
complacency=a feeling of satisfaction with a situation or with what you have achieved, so that you stop trying to improve or change things - used to show disapproval
retribution=severe punishment for something very serious
(ロングマンオンライン)
と理解していく方が語感をしっかり掴める上、英語との接触量がはるかに大きくなるためより効率的に英語を習得できるのは明白でしょう。
英語学習のどの段階で英英辞典を使えるようになるかということはいろいろな場で議論されており、英検準1級、TOEIC800点前後というのがおおむねの目安といってよいと思います。いわばこれが英英辞典を使い始める適齢期です。
しかし英英辞典を読み始める適齢期はもっと早い段階で十分で、英検準2級、TOEIC400点前後で読める定義文はいくらでもあります。たとえばロングマンオンラインでdictionaryはa book that gives a list of words in alphabetical order and explains their meanings in the same language, or another languageと定義されています。order(順番),explain(説明する)といった単語がもしわからなければそのつど覚えていけば自然に単語力を伸ばせますし、英英辞典でexplain=to tell someone about something in a way that is clear or easy to understand(ロングマンオンライン)という定義を読んで素早く理解する訓練を重ねれば、英英辞典を使える段階に早く到達できます。
「引けば引くほどわからない単語が出てきていやになる」アリ地獄現象と「引けば引くほど単語がわかって英語が楽しくなる」芋づる現象の分岐点になるのは、英英辞典入門期に知らない単語の意味を調べるか、それとも知っている単語の定義を読むかの違いです。知っている単語の定義を英英辞典で読むのはけっして難しいことではなく、自然に英語力を伸ばせます。やさしい単語の英英による定義を集めたenglish x englishが英英辞典移行の一助になれば大変幸いです。english x englishを徹底習得すれば英英実力判定テストのスコアを大幅に上げられるだけでなく、応用のきく英語思考力を身につけることができます。
英英実力判定テストは非常にシンプルに作られたテストで、英英辞典の定義を聞いて英単語をタイプしていく方式になっています。したがってテクニックが入る余地はなく、英語の定義から単語を思い起こせるかどうかが問われるものになっています。
英英辞典を使わずにTOEIC900点あるいは英検1級レベルに到達する英語学習者がいるのはまぎれもない事実です。ただそういったやり方ですとどうしても効率が悪くなります。
たとえば以下の英検1級レベルの英単語を
skirmish=小競り合い
complacency=自己満足
retribution=報い、天罰
と覚えていくよりは、
skirmish=a fight between small groups of soldiers, ships etc, especially one that happens away from the main part of a battle - used in news reports
complacency=a feeling of satisfaction with a situation or with what you have achieved, so that you stop trying to improve or change things - used to show disapproval
retribution=severe punishment for something very serious
(ロングマンオンライン)
と理解していく方が語感をしっかり掴める上、英語との接触量がはるかに大きくなるためより効率的に英語を習得できるのは明白でしょう。
英語学習のどの段階で英英辞典を使えるようになるかということはいろいろな場で議論されており、英検準1級、TOEIC800点前後というのがおおむねの目安といってよいと思います。いわばこれが英英辞典を使い始める適齢期です。
しかし英英辞典を読み始める適齢期はもっと早い段階で十分で、英検準2級、TOEIC400点前後で読める定義文はいくらでもあります。たとえばロングマンオンラインでdictionaryはa book that gives a list of words in alphabetical order and explains their meanings in the same language, or another languageと定義されています。order(順番),explain(説明する)といった単語がもしわからなければそのつど覚えていけば自然に単語力を伸ばせますし、英英辞典でexplain=to tell someone about something in a way that is clear or easy to understand(ロングマンオンライン)という定義を読んで素早く理解する訓練を重ねれば、英英辞典を使える段階に早く到達できます。
「引けば引くほどわからない単語が出てきていやになる」アリ地獄現象と「引けば引くほど単語がわかって英語が楽しくなる」芋づる現象の分岐点になるのは、英英辞典入門期に知らない単語の意味を調べるか、それとも知っている単語の定義を読むかの違いです。知っている単語の定義を英英辞典で読むのはけっして難しいことではなく、自然に英語力を伸ばせます。やさしい単語の英英による定義を集めたenglish x englishが英英辞典移行の一助になれば大変幸いです。english x englishを徹底習得すれば英英実力判定テストのスコアを大幅に上げられるだけでなく、応用のきく英語思考力を身につけることができます。
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