母の長期入所は2ヶ月を過ぎた。入浴に合わせ、週2回、洗濯物を取りに行く。
今日は、かかる費用の請求書も受け取ってきた。
母は、確実に衰えてきている。右目が目やにで開かなかったので手を添え開き、
ティッシュで拭くときれいになった。言葉も聞き取りにくく、小さくなった。
眼科に行かねばならないのだが、連れて行くのに手間がかかる。
2時間近くも待つので、母には負担になる。予約診療を特別に相談しようか。
特別養護老人ホームの申請をしてある。
長期入所期限の10月までには入所できるだろうと、見込みをつけているが、
どうなるかはわからない。
入所できなかった場合は、1週間から1ヶ月、家を起点に、短期入所を利用する。
その場合、ベット、スロープ、車椅子なども借りなくてはならない。
私の体調は復したので、家に戻せなくはないのだが、自分の負担を考え、
現状維持でいくことになるだろう。
母は、家に帰りたいとは言わない。
たぶん、諦めているのだろう。
先日娘にも話したのだが、蕎麦を食べに行こうかと母に言った。
「良いね」と言うかと思ったが、「外に出るのは億劫だ」と言う。
1月頃は、喜んで一人前を食べていたのだが、食事も細ってしまった。
糖尿病のため、外食でも量を制限していたのだが、今はその必要もない。
調べてみると、母と最後に「道の駅ごか」で蕎麦を食べたのは2月12日だった。
3月13日から、急激に衰え始まった。ろれつが回らなくなり、嚥下障害も出現。
医師は、一時的な脳梗塞が起こったのかもしれないというが、画像ではわからない。
もう、いつ逝ってもおかしくはないような気がする。