悠歩の管理人室

歩くことは、道具を使わずにできるので好きだ。ゆったりと、迷いながら、心ときめかせ、私の前に広がる道を歩いていきたい

雀と熱帯魚と鯛焼き

2006-02-28 21:24:02 | Weblog
 小学生の時、理科の実験で鮒の解剖をした。内蔵を摘出した後、目をつついたら跳ね上がった。この恐怖がいつまでも残り、そのころ飼っていた熱帯魚の飼育ができなくなった。
 20歳の頃、小学校の当直のアルバイトをしていた。庭に落ちた雀の介抱をして水をやっていたら、掌の中で体を硬直させて死んだ。これも強い恐怖として残り、小鳥が苦手になった。
 就職して8年目の頃、職場に魚が嫌いで「鯛焼き」も食べられないという女性がいた。私は、生きた魚は今でも恐怖を感じるが、魚の形を見るだけで怖いというのは自分には理解できない。しかし、人の感受性は、他人には理解できないものがある。
 他人のことはよくわからない。常識的な対応でわかった振りをするのもいやだ。そんなこんなで下手な操り人形のようになってしまうことがある。

瀬古選手

2006-02-23 18:49:45 | Weblog
 二十歳半ばの頃、青少年ホームの主催で、筑波山から古河まで歩いてくるイベントがあった。ゴールまで数キロという地点から、競っていた人がいた。ゴール直前まで追いつ追われつであった。ゴールまであと100メートルというところで、私はその人に追い抜かれていた。しかし、あと50メートルというところでその人は転んだ。一瞬迷ったが、私はこれ幸いにとゴールした。3位だった。
 その後何年かして、マラソンの瀬古選手がフィニッシュ直前に追い抜いて優勝という場面を見て、好かんな、と思った。瀬古選手の勝負上の計算と、私の場合は全く違うのだが、勝手に嫌っていた。自分の人間的な幅の狭さと、主観的な判断がない交ぜになった、思いこみであったと思う。
 3月12日には、旧総和町で以前から実施していた筑波からのウォーキングに参加する。国道125号線をひたすら歩く、思いやりのないコース取りなのだが、38㎞コースに参加する。仲間と一緒だし、ゆったりと歩いてこようと思っている。

カレーライス、カレー南蛮もどき、麻婆豆腐

2006-02-15 18:53:14 | Weblog
 今日はご飯の残りが、心持ち、少ない。何となくカレーにしようと思っていたので、気勢をそがれた。そこで、カレーを途中まで作って、昆布だし鰹だしを使い、油揚げ、ねぎをいれ、小麦粉にカレー粉を炒め、カレーライス用のカレーも拝借し、カレーうどん用の汁を作り醤油を加える。
 そこにもってきて、昨日豆腐を食べ忘れたので、今日は5丁になってしまった。どう頂くか、私の貧しいレパートリーでは、この時期、麻婆豆腐しかない。それで大量の豆腐が消費された。
 現在家にいるのは6人なので、カレーライス、3人前、カレーうどん、2人前と相成った訳であります。麻婆豆腐は小振りの器ならば、10人前以上でしょうか。
計算が合わない→一人はパンをかじっていました

ロミオとジュリエット

2006-02-12 18:35:12 | Weblog
 「デフ・パペットシアター・ひとみ」という人形劇団をご存知だろうか。以前NHKで「ひとみ座」という劇団が「ひょっこりひょうたん島」をやっていた。その劇団が養成した、ろう者を中心とした人形劇団だ。
 私は以前手話サークルに関わっており、その縁で、古河に何度か招いて公演をした。その最初の演目に「手手と手と手」という手と簡単な小道具だけで演じるパフォーマンスがあった。その中のひとつに「ロミオトジュリエット」があった。
 黒い背景の前で、白い手袋をはめた二つの手だけで演じられる。小道具は、ギターとグラスと仮面だけだったような気がする。もちろん言葉はない。手だけで二人の男女が出会い、愛し合い、毒を仰いで死んでいくまでを、卑猥にならず、濃密に、男女の愛と苦悩をセクシュアルに表現していた。
 この後、追っかけではないが、古河でこの劇団を紹介する意味もあって、近辺各地の公演を見に行った。中でも、東京の「こどもの城」にある円形劇場での公演が秀逸であった。といっても中身は同じであるが、舞台と照明がかなり良いものであったので、手の白さがドキッとするほど妖しさを醸し出していた。古河にも、上質の文化会館がほしいと思った。
 神奈川県を根拠地としていた劇団だったので、そのうち劇団に顔を出し、当時代表だった庄崎さんに会いたいと思っている。

龍角散

2006-02-10 21:43:35 | Weblog
 中学1年の頃の話である。冬だったと思う。風を引いたのか、のどの具合がおかしかったので、近所の薬局に龍角散を買いに行った。帰り道、サイレンが鳴っている。ごく近所である。行ってみると、クラスメイトの家の隣が燃えている。早速駆けつけ家財道具を運び出す手伝いをした。そこで火事場の馬鹿力を経験したが、詳しいことは忘れてしまった。火事の恐ろしさをこの時初めて知った。
 ようやく鎮火し、皆がそれぞれの関係者の家に集まると、煙で皆のどが痛いという。ポケットには龍角散があるではないか。もちろん、皆に振る舞い感謝されたことは言うまでもない。しかし、気が利くクラスメイトという噂はまったく聞こえてこなかった。特殊な状況で、たまたま役には立ったが、日常的には気の利かない奴というのは、定説になっていたようである。そのまま今に至っている。

行ってみよう

2006-02-08 23:56:57 | Weblog
 「行ってみよう」コーナーはこれまで追加情報が少なかったが、今回から毎月更新とする。基本的には、新聞「あるけあるけ」からの転載とし、その他お勧めのイベントを掲載する。
 今日の朝日新聞茨城コーナーに、NPO法人「石岡総合スポーツクラブ」主催、「野田、田畑先生と一緒に歩こう!&講演会…於:石岡市ふれあいの里11㎞」が紹介されていた。早速電話にて申し込み、小山、友部、石岡と電車で2時間かかる。ちょっと交通が不便だが、他組織のイベントは参考になるだろう。

悠々自適?

2006-02-07 18:48:43 | Weblog
 例会、TXWと無事終わり、その報告、新規会員希望者への資料送付なども終わり、ゆっくりしている。今朝は夜半からの雪が積もっていたが、ごく少量の霧雨が降る程度であった。道路に残り雪はない。
 午前中父の通院介助。帰りに三和の図書館、うるさいラーメン屋と回り帰宅。図書館で借りてきたのは、向田邦子全集②、真保裕一の「トライアル」。
 午前中に晴れると思ったが、晴れたのは豆腐屋さんが来る手前、4時30分頃となった。豆腐屋さんがお客さんから聞いた情報によると、明日はまた寒くなるとのこと。立春を過ぎたが、春未だ寒し、といったところだ。
 11日は悠歩の会の役員会。総会準備と、花桃ウォークへの対応が議題。全国から参加するウォーカーに会として対応したい。会の判断で決め、実行委員会に報告すれば良い。全国各地のウォーキンググループのコース誘導、接待に会として応えたいが、如何か。

平穏な日々

2006-02-03 13:25:32 | Weblog
 掲示板を閉鎖し、パスワード付の新掲示板にしたところ、まったく不正書き込みがなくなった。2年ばかりサボっていたために、あまり書き込みがない掲示板ではあったが、この間の悪意に満ちた、書き込みともいえない投稿には本当にうんざりした。一日に数回削除を繰り返していたが、このいたちごっこはいつまで続くのかと嫌気がさしていた。
 パスワードの入力を求めるのは本意ではないので関係者には申し訳ないと思っている。不正投稿者はそれほど多くないので、cgiの設定で拒否できればいいが、なかなか難しい。いくつか試したが、いずれも失敗。相手ホストを調べるソフトも使ってみたが、探索不能との応答であった。閲覧はできるがパスワードを入力しないと投稿できないというのが次善の策と思うが、しばらくこれで我慢していただこうと思っている。

揖宿の思い出

2006-02-02 16:42:24 | Weblog
 二日目は、ふれあいプラザなのはな館をスタート・ゴールとする30キロコースを宮崎のamakaraさんと歩いた。鰻温泉~山川漁港~砂むし会館を廻った。鰻温泉は湯治客もおり、あちこちから水蒸気を吹き上げており、下水からも湯気が昇っていたから、家庭温泉もあるかもしれない。ここは、西郷隆盛が湯治をした温泉地とのこと。-------------------------------------(上は完歩証明書)

 さて、次々とゴールする歩友を待つわけだが、鹿児島空港への直行便があるというので、埼玉のオッパーさんを待つことしばし。予定のJAL便は午後5時30分だが、3時50分の便に乗れそうなので、なのはな館を1時30分発の飛行場直行便に乗ることにした。

 オッパーさんはゴールすると韓国の知り合いと会い、我々に紹介。その知り合いが万歩計(発音は日本語と同じ、あるいは共通語なのかもしれない~英語ではpedometer-ペドメーター)を買いたいというので販売テントへ通訳かたがた行ってしまった。

 バスの時間が迫っているのになかなか戻らない。発車7分前くらいにやっと戻ったので大きな荷物を抱え、歩友への挨拶もそこそこにバス停へ駆け出す二人であった。バス停を間違え直行便のスタート1分前にやっとたどり着き、2,000円を払ってバスの人となった。

 鹿児島空港には、予定通り3時頃着き、満席のところキャンセル待ちで危うくセーフ、飛行機の人となった。オッパーさんはANAなので、飛行機は別であった。

 キャンセル待ちの中には、バッグの中をやたらとかき回す癖のあるという、顔だけはよく知っている人がいた。キャンセル担当の職員を怒鳴りつけながら、強引なやり取りをしてスタンバイを獲得。あ~あと思っていたらなんと、席は私の隣。ちょっと心配したが、さわらぬ神に…黙っていたら、かばんかき回しと、アテンダントや隣の女性に関心を示した程度で私のことは関心の外で助かった。後はスムースにモノレール、東北線と乗り継ぎ、8時15分には無事古河の人となった。



  ~仲間の到着を待つ、こうして一時間くらい立っていた~