突然こんなタイトルでは驚かれると思う。先に、「鬼平犯科帳(池波正太郎)」を読んでいると書き、次は全集版に移るかのように表明していたことを失念していた。全24巻を堪能し、さてと思ったとき、長崎の姪×2が来河(古河に来たことをこのように言う)していた。羽田まで送って行く役割があり、車中読むには文庫だ!手頃な文庫「用心棒日月抄(藤沢周平)」に手を出しても、責められる謂われはないのではと、居直りつつ読み進めている。
解説に書いてあるから言うのではないけれど(^_^;)、やはり”佐知~女忍者”に会いたいのだ。又八郎(主人公)ならずとも、このかぐわしき女性は、魅力的だ。自己を制御する力の奥に、豊かな情感を隠し持って生きている。いずれ、「蝉しぐれ」のような結末になってほしいと思うのは、勝手な妄想だろうか。…と書いてきて、さて、この結末を忘れていることに気がついた。
失礼ながら、最終巻の文末を覘き見た。佐知は、国元に戻り、仏門に入るのだという。~「(又八郎は)年老いて、尼寺に茶を飲みに通う自分の姿なども、ちらと胸をかすめたようである。背後で佐知もついにつつましい笑い声を立てるのが聞こえた。」としめてあった。
解説に書いてあるから言うのではないけれど(^_^;)、やはり”佐知~女忍者”に会いたいのだ。又八郎(主人公)ならずとも、このかぐわしき女性は、魅力的だ。自己を制御する力の奥に、豊かな情感を隠し持って生きている。いずれ、「蝉しぐれ」のような結末になってほしいと思うのは、勝手な妄想だろうか。…と書いてきて、さて、この結末を忘れていることに気がついた。
失礼ながら、最終巻の文末を覘き見た。佐知は、国元に戻り、仏門に入るのだという。~「(又八郎は)年老いて、尼寺に茶を飲みに通う自分の姿なども、ちらと胸をかすめたようである。背後で佐知もついにつつましい笑い声を立てるのが聞こえた。」としめてあった。