土浦市の「上高津貝塚ふるさと歴史の広場-考古資料館」に行ってきた。
企画展「中世のみち 鎌倉街道」、ウォーキングに関連づける収穫は得られなかった。
展示資料の大半が、鎌倉街道付近の集落から出土した土器、陶器類が主なものだった。
配付資料に「鎌倉街道」を示す地形図があったので、コースを作る際には参考になる。
壁面に他館の特別展開催のポスターがあり、行きたくなったので若干の収穫はあった。
下の絵は徳川幕府最後の「社参風景」であり、手前の橋のたもとが「栗橋関所」である。
この絵は版画であり、野田市の「関宿城博物館」にある。先の社参の時に見てきた。
「5県ウォーク」をある人に語ったとき、県協会でやる意義は感じられないと言われた。
茨城県内の地域を歩くのではなく、茨城県の末端をかすめる県境を歩くだけではないか。
また、唐突に大会実施が打ち出され、各地域クラブへの周知も不十分であろう、という。
前者で言われたことはその通りであるが、「県境の町古河市」だからこその計画であり、
全国を見渡しても、このような設定の県境ウォークはできないという意味で特殊である。
距離も50kmという長距離であり、長距離ウォーカーには魅力的なコースだと思う。
後者についてはその通りであり、主催グループの位置づけにも、不明確な点がある。
この点については、検討の余地があり、紛争の火種を抱えていると言わざるを得ないが、
むしろ、地域団体が県協会と単会のあり方に向き合う必要があると感じる。
真正面からする異議には、意義がある。
反対のための反対はよくなされるが、無理を通そうとするので嘘が混じることが多い。
私は、意見の違いがありながら、不快にも感ぜず、そうかな、こうは考えられないかと、
言葉を継げる関係は貴重だと思っている。
今日は歩かなかった