トランプ米大統領は、米連邦政府の沿岸水域での風力エネルギー開発を一時的に停止する命令を出した。この命令には、物議を醸しているアイダホ州の風力発電プロジェクトに対して、連邦機関がこれまでに承認した内容を取り消すという条項も含まれている。
この一時停止は、「連邦政府による風力発電のリースおよび許可手続きに関する包括的な評価と見直し」が完了するまで続けられる。
命令では、内務省が「関係する利害関係者やプロジェクトの環境への影響」を改めて調査するまで、連邦土地管理局(BLM)がラヴァ・リッジ風力発電プロジェクトに関する環境影響評価書(EIS)の承認を保留することが求められている。
【続きはこちら】
風力発電プロジェクトを停止 トランプ大統領令
トランプ米大統領は、米連邦政府の沿岸水域での風力エネルギー開発を一時的に停止する命令を出した。
【関連記事】
米大統領就任日の重要な瞬間を写真で振り返る
GAFAトップらが出席した就任式、就任後の本音スピーチ、大統領令の連発など…米大統領就任日の重要な瞬間を写真で振り返る。
トランプ氏 キャリア官僚を早期解雇できる大統領令に署名 政府の構造改革を視野に
「質の悪い官僚たちを排除し、腐敗したワシントンに民主主義を取り戻す」と発言していたトランプ氏。「スケジュールF」と呼ばれる連邦政府職員の雇用区分を復活させ、230万人の連邦政府職員のうち管理職の成績不振の職員を解雇することが容易となる大統領令に署名した。
トランプ氏 就任初日の大統領令
トランプ大統領は就任初日に一連の大統領令に署名し、前政権の政策を覆すとともに、移民、エネルギー、貿易、性別定義など幅広い分野で大胆な方針転換を示した。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます