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不正を訴える陳情民への卑劣な弾圧 病気治療にまで干渉する地元当局=中国

2024-03-23 | 中国社会・政治

山東省出身の陳情民である孫愛栄さんは、脳梗塞など多くの持病を抱えている。しかし政府当局は、孫さんを病院内に閉じ込めたまま、実際の治療は受けさせない。(NTD新唐人テレビの報道番組より)

 

日本の陳情とは、例えば国や地方自治体に対して、住民の「要望」を伝えることを指す。それとは全く異なり、中国における陳情とは、多くの場合、地方政府から受けた不当な扱いや地方官僚の不正などを、中央政府に直訴することをいう。

こうした「陳情」そのものは、中国公民の正当な権利であり、違法性は全くない。

ところが、中央へ陳情されることによって「隠蔽しておきたい地方の問題」が、中央政府へ知られてしまうことになる。また、陳情局に訴える民衆が多いほど、地方政府の「失点」となる。それらは、端的に言えば地方官僚の出世に響くのだ。

そこで地方政府は、陳情者を排除したり、陳情者の口を封じて黙らせるために、実にいろいろな手を尽くしている。

  • 陳情民への卑劣な弾圧「治療への干渉」
  • 「入院預け金」を巻き上げる地元政府

【続きはこちら】

 

不正を訴える陳情民への卑劣な弾圧 病気治療にまで干渉する地元当局=中国

中国の地方政府は、陳情者を黙らせるために、いろいろな手を尽くしている。持病のある陳情者に、治療を受けさせない事例もある。

 

 


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