中国がプーチン氏にとって再選後初めて訪れた国となった。 MIKHAIL METZEL Small GettyImages-2152797107
中国最高指導者、中国共産党(中共)の党首である習近平は頻繁にロシアのプーチン大統領と会談し、両国のリーダーが統一戦線を示す姿を見せている。しかし、両者の目的は異なる。
プーチン大統領は、ウクライナ軍がアメリカから武器を補給される前に戦局をエスカレートさせ、中国が信頼できるパートナーであることを確認したいと考えている。一方、習近平は戦略的パートナーとしての「古い友人」を支援しつつ、ロシア支持によって西側諸国との関係がさらに悪化するのを避ける必要があると考えている。
このような背景の中、プーチン大統領が国賓として中国を訪問した。さらなる支援を北京へ求めてくることは明白である。ロシアがウクライナに侵攻して以来、西側諸国による制裁を受けているロシアにとって、中国は重要な生命線となっている。中国はロシアから大量の石油を購入し、モスクワが経済的に孤立しないようにしている。また戦争の機械を維持するための技術支援を提供している。
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