根本的に重要なのは、EV出現の発端についてだ。EVの製造に必要なリチウムやその他の材料は、何トンもの化石燃料を消費する大規模な採掘作業から始まる。ほとんどの作業は低賃金の労働者を必要としており、彼らには惨めさや貧困の中で暮らす子供たちが含まれる( yu_photo / PIXTA)
解説
キャンベラの政策立案者の思考プロセスはどうなっているのか?
オーストラリアの首都特別地域(ACT)立法議会は、人々と高尚なアイデアの間に横たわる断絶を埋める方法を真剣に模索している。
現在、キャンベラの市内中心部からガソリン車とディーゼル駆動の自動車を排除し、電気自動車(EV)のみを許可するという泡沫政策が、ACT立法議会を襲っている。キャンベラは人口が少ないため、オーストラリア主要都市の中で最も空気がきれいだと自慢することができる。
しかし、同市のリーダーたちは、「気候危機に立ち向かうために団結・行動する世界の主要都市の…グローバルネットワーク」だと、サディク・カーン ロンドン市長が自ら提唱するC40 Citiesネットワークの流行に乗ろうとしており、それには「美徳の誇示」の匂いが感じられる。
これもひとつの見解であろう。
キャンベラは現在、自らを「世界クラスのリーディング・シティ」と称している。仮令、それが自称であっても、そのように分類される誘惑に誰が逆らうことができようか?
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