1月8日、北朝鮮との「北限界線」の近くに位置する韓国・延坪島から海岸線を双眼鏡で覗く男性(Photo by Jung Yeon-je / AFP) (Photo by JUNG YEON-JE/AFP via Getty Images)
1950年6月以来、朝鮮半島の状況はかつてないほどの危険に直面している。最新の分析では、金正恩朝鮮労働党総書記が祖父の戦略に倣い戦争への準備を進めている可能性があるという。近年、軍事アプローチを高めロシアとの関係も深めている北朝鮮は、兵器実験を単なる挑発を超えた動きとして捉えている。
米国のシンクタンクであるスティムソンセンターの北朝鮮研究サイト「38ノース」が11日発表した論考によれば、金正恩は希望する米国との関わり方に絶望し、断念した場合、軍事的解決の可能性を取る可能性があるという。
執筆は米ミドルベリー国際研究所のロバート・カーリン研究員とジークフリート・ヘッカー教授。両氏は、北朝鮮の軍事的決断についての評価は困難だが、金正恩氏がワシントンとソウルによる政権崩壊を恐れて軍事行動に出ないとの見方は、歴史的背景の誤読と想像力の欠如になると警告した。
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