
【関連記事】
弁護士の使命には2種類あると思う。すなわち理論面の弁護士と現実に身を置く弁護士、それぞれの使命である。理論面の弁護士の使命とは、人権・憲政・法制・社会正義などを擁護することである。これは実際、全世界の弁護士が皆、自ずと背負う使命と言えよう。
この理論面の弁護士の使命について、我が中国の弁護士法第一条は、こう概括している。「当事者の合法的な権益を守り、法律が正しく実施されるよう擁護する」。だが理論上、このような中国の弁護士の法的使命と、国際社会で伝統的に受け継がれてきた弁護士の使命とを比べると、やはりまだ隔たりがある。例えば、憲政や人権を擁護することについてだ。少なくとも理論上、これが弁護士の使命であると明記していない。
もちろん、この法律を定めた者が、憲政および人権といった移ろい易い世の正道の擁護に、弁護士が接近することを故意に阻もうとしたわけではないだろう。実際のところ、これは中国の政治文化がもつ独特の思想がもたらしたのである。
【続きはこちら】
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます