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2004年5月14日、朱租德、王翠娣という上海の老夫婦が、私にあてた手紙で自分たちの窮状と絶望を訴えてきた。
「上海市宝山区の地元政府と公安局が、警官、私服警察官、防暴警察(訳注、日本でいう機動隊)数百人を動員し、我が家を取り壊しました(取り壊しの時点で、土地収用の手続きはまだ終わっていない)。私たちの目の前で、一生の心血を注いで建てた家が廃墟と化していきました。法律による救済への努力がすべて徒労に終わった後、私たちはやむを得ず、自らの権利を守るため、陳情の道へと足を踏み出しました」
「私たちの息子、朱東輝は立ち退き被害を訴える陳情を始めましたが、2004年4月29日、上海市公安局宝山分局に無実の罪で収監されてしまいました」。
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