2023年6月20日、ワシントン州エバレット港ボートヤードのトレーラーに描かれたオーシャンゲートのロゴ (Jason Redmond/AFP via Getty Images)
氷山に衝突して海底に沈没した豪華客船タイタニック号を探索するツアーを運営していた「オーシャンゲート」の最高経営責任者(CEO)で、潜水艇の操縦士として乗っていた男性の妻がタイタニック号で亡くなった夫婦の子孫であること分かった。
米ニューヨーク・タイムズの21日付けの報道によれば、オーシャンゲートのストックトン・ラッシュCEOの妻は、111年前に沈没した豪華客船タイタニック号の乗客イジドー・ストラウスさんと妻のアイダさんの曾孫にあたる。イジドーさんは米下院議員を務めたほか、百貨店「メイシーズ」の共同オーナーだった。
2人ともタイタニック号のファーストクラスの乗客だったが、女性や子供を優先するため救命ボートに乗ることを拒否し、沈みゆく船に残ったことで知られている。
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