NATOのストルテンベルグ事務総長は1月31日の訪日時、岸田首相と共に記者会見を行った(Photo by Takashi Aoyama / POOL / AFP) (Photo by TAKASHI AOYAMA/POOL/AFP via Getty Images)
岸田文雄首相はリトアニアで開催される北大西洋条約機構首脳会合(NATOサミット)に出席する。岸田首相は、インド太平洋地域における安全保障問題へのNATOの関与を求める予定である。政策専門家たちは、これが日本とNATO間の安全保障協力強化の新たな兆候であり、日本の安全保障政策が欧州のビジョンと一致しているとの見方を示している。
岸田氏は11日から14日までの4日間で、リトアニアとベルギーを訪れる予定。サミット出席に加え、EUのリーダーたちとの会議を開催し、共同声明を発表することも予定している。特に中国とロシアのアジアにおける活動に対する警戒感をNATOと分かち合うとみられる。
松野博一官房長官は記者会見で「ヨーロッパとインド太平洋の安全保障は密接に関連している」という認識を岸田首相がNATOとEUと共有し、両組織のインド太平洋問題への関与強化を再確認すると述べた。
NATOサミットへの出席は岸田首相にとって2回目だ。中国とロシアの軍事的脅威に直面する韓国やオーストラリア、ニュージーランドのリーダーたちも参加予定となっている。
台湾の政策専門家である緑洲教育基金会の謝文生代表はボイスオブアメリカの取材に対し、岸田氏が推進するインド太平洋戦略には......
- 東京NATO事務所開設
- 台湾海峡の平和維持
【続きはこちら】
◎合わせて読みたい:
◎おすすめ:
◎トップニュース:
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます