アメリカのミズーリ州は2月11日、スターバックス多様性、公平性、包括性(DEI)を名目に、人種、性別、性的指向に基づく差別を体系的に行っているととして、同社を提訴した。
ミズーリ州はセントルイス連邦裁判所に訴えを起こし、スターバックスが人種や性別に基づく採用枠を達成することを幹部報酬と結びつけていると指摘した。また、特定のグループに対して追加の研修や昇進機会を提供し、取締役会がさまざまな人種や民族的背景を持つメンバーで構成されるよう、割り当て制を採用しているとも訴えている。
ミズーリ州のアンドリュー・ベイリー司法長官の事務所は訴状の中で、「これらすべての行為は違法である」と述べた。
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「多様性」の名のもとに差別? 米ミズーリ州がスターバックスを提訴
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