新型の「垂直軸型」風力タービン(VAWT)が注目されている。このタービンは従来型よりも設置面積が小さく、鳥類にも安全だとされている。従来型タービンが設置困難な地域で代替手段となる可能性がある。
このタービンはDNAのらせん構造のような形状を持つ。開発を担当したのは南オーストラリアのフリンダース大学とスタートアップ企業のVAWT-X Energy。試験運用はアデレード南部のフルリオ半島で行われる予定だ。
6キロワットの試作品はフリンダース大学のトンスリー・イノベーション・プレシンクトで製造された。このプロジェクトは、民間資金や州・連邦政府の助成金で支援されている。
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鳥類に優しい新型「垂直軸」風力タービン 試験準備完了
新型の垂直軸型風力タービン(VAWT)は、省スペース設計で野生生物にも優しい特性を持つ。従来型タービンが設置困難な地域で代替手段となる可能性がある。
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