ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)は宇宙の最初の恒星を発見した可能性が高まっています。(Outer Space / PIXTA)
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)は宇宙の最初の恒星を発見した可能性が高まっています。長年にわたってハッブル宇宙望遠鏡によるこれらの恒星の探査は全く成果を得られませんでしたが、ウェッブ望遠鏡にとって、優れた成果を上げたと言えるでしょう。
研究者は最も古い星を種族IIIの恒星(Population IIIまたはPop III )と呼んでいます。天文学者は偶に何らかの理由で一般的な慣例に反して物事に名前を付けることがあり、ポップ III が最も古い星、ポップ II が真ん中、ポップ I が最も新しく形成された星を指します。私たちの太陽は「種族Iの星(Pop I)」に属しています。
ある国際チームはウェッブ望遠鏡を使用して、Pop III 恒星の最初の証拠を見つけたと新しい論文で発表しました。この論文は6月6日にarXiv(様々な論文が保存・公開されているウェブサイト)にアップロードされましたが、まだ査読されていません。
この発見に対して、2つの重要なポイントがあります。
【続きはこちら】
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます