自然の中で過ごすことを推奨する「自然処方」が、高血圧、うつや不安、不眠症の改善に効果があることが、新しい国際的な研究で明らかになりました。自然処方とは、森や庭、公園、草原などの緑の多い場所で時間を過ごすことを勧めるものです。
この研究は、2023年4月5日に『ランセット・プラネタリー・ヘルス』に発表され、ニューサウスウェールズ大学のシャオチー・フェン教授と、ウーロンゴン大学のトーマス・アステル=バート教授が主導したもので、92の国際的な研究を系統的にレビューし、メタ分析を行いました。
フェン教授によると、自然とのふれあいは、人々が社会的交流を深めたり、身体活動を増やすといった健康的な行動を促進するため、うつ病、喘息、心血管疾患などに対する処方薬の必要性を減らす可能性があるとのことです。
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