米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏が率いるビル&メリンダ・ゲイツ財団(以下、ゲイツ財団)は9日、結核やマラリアなどの疾病予防を目的としたアフリカのメッセンジャーRNA (mRNA)ワクチン製造に4千万ドル(約60億円)を投資すると発表した。
ゲイツ財団はプレスリリースで「mRNA研究とワクチン製造技術へのアクセスを促進し、低・中所得国(LMICs)が高品質で人命を救うワクチンを大規模に開発する能力を支援する」と発表した。
4千万ドルは、ベルギーに本拠を置くバイオ企業、クアントゥーム・バイオサイエンシズが開発した低コストのmRNA研究・製造プラットフォームへのアクセスを促進するために使われる。
内訳としては、2千万ドルがクアントゥームに投資され、アフリカの2つの研究機関(セネガルと南アフリカ)がそれぞれ500万ドルを獲得する。残りの1千万ドルは、中低所得国のワクチン製造業者に支払われる。
ゲイツ財団は、クアントゥームの技術について、従来のmRNA技術と比較して......
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