Right and Wide

シンガー・ソング・ライター田中正浩の素顔

拝啓大統領殿

2007年12月17日 | 雑記
作詞・作曲 ボリス・ヴィアン
日本語詞 高石ともや

 大統領殿 おひまがあれば
 読んでくれるだろう この手紙を
 僕は今 戦場へ行く
 徴兵カードを もらったところ
  僕は逃げる 戦いたくない
  あわれな人を 殺したくない
 大統領殿 腹を立てないで
 聞いてほしい 僕は逃げる

 親父は昔 戦争で死んで
 子どもたちは 泣きじゃくってた
 女手一つ 苦労していた
 お袋も今は お墓の中
  爆弾を もてあそび
  ぼくの心を 奪っていった
 旅に出よう 明日の朝にも
 僕の住み慣れた 家を後に

 世界中 すべての兄弟に
 僕は言おう 言って歩こう
 人生を 大切になさい
 僕らはみんな 兄弟だ
  血を流すなら あなたの血を
  猫かぶりの 偉い方々
 僕は逃げる 武器は持っていない
 憲兵たちよ 撃つがいい
 憲兵たちよ 撃つがいい

12月14日の某日刊のスポーツ新聞に、同僚であり先輩のKさんの記事が写真入りで掲載されました。たまたま某紙の記者と旧友だったKさんが取材に快く応じ、自分の生い立ちから音楽の道に入ったきっかけ、今の思いなど話したものを、さすがにその道のプロであるその記者が上手に記事にしてくれたそうです。
記事の中身は…
Kさんが学費値上げ反対闘争に奔走していた学生時代。当時全盛だったフォークソングの中でも特に印象に残っているのがこの曲とのこと。
当時の気分にぴったりだったそうですが、今でもその精神は失われてない!というより今こそフォークソングを思い出す時じゃないかな、と僕は思います。先輩、これからもよろしくお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする