耳順庵日記

60歳を超えて、生き馬の目を抜く首都圏の生活にカムバックした。
浦安太郎が見た、都会の意外な側面を綴ってみたい。

築地

2008年11月23日 22時27分13秒 | 都会の風景
 沼津では月に1-2度、卸売団地の中にある食遊市場という市場に買い
出しに行った。八百屋・肉屋・魚屋・海苔屋・乾物屋などが大きい店
を構えていて、駿河湾の海の幸や伊豆の山の幸だけでなく、全国の旬
の食材を売っていたので、見るだけでも楽しかった。
 首都圏にはスーパーやディスカウントショップは多いが、このような生活
に密着した市場はないだろうと思っていた。

 だが、あった。築地に!

 築地の場外市場で買い物ができることは知っていた。行ったこともあるし、
名物のラーメンも食べたことがある。だけど、今回ほど時間をかけて見たこ
とはなかった。じっくり見て回ったら、結構面白いし、奥深い所であること
が分かった。魚市場であるが、魚介類以外にも色んなものが売られている。

 午後になると場外もそろそろ店仕舞が始るが、奥の場内市場を見て驚いた。
倉庫のような広い暗い市場の中を、トロ箱や発泡スチロールを片付けている
傍を、大きなトラックが猛スピードで走り回っている。そして市場の中の寿司
屋やカレー屋や丼屋などに、買い物客と一緒に仕事を終えたオジサンたちが
群がっているのだ。



 もちろん海の幸・山の幸はふんだんに揃っている。電車に乗ってきたので
生ものは買えなかったが、うるめの目刺やイカの丸干しなどの酒の肴をGET。


これはまつたけ。


これは八百屋の店先だ。


 帰りに銀座まで歩いた。
 間もなく取り壊されるという歌舞伎座があったので、撮影。


 東京には、各県のアンテナショップが多い、岩手県のそれに入ったら、折から
りんごがたくさん並んでいた。
 聞いたら、りんごは他品種の花粉でないと良い実が成らず、品種毎に開花時期
が異なるので、花粉用の木があるとかで、その実は小さくて渋くて食べられない
そうだ。


さすが都会にはいろんなものがあるし、何よりも人が多い!



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