レンキン

外国の写真と
それとは関係ないぼそぼそ

一人じゃないって

2006年10月22日 | ぼそぼそ
洪水により壊れた橋。



私の部署は数年前までたった二人しかいなかった。
二人だけで回せる仕事量であったので
一日中上司と部下(私)二人でちまちま仕事をしていた。
自分だけに、自分の仕事だけに集中できて
とても楽しかった。

時が経ち、仕事量はうなぎのぼりに増えて
二人だけでは次々来る仕事を回せなくなってきた。
上司は違う仕事のために部署を離れてしまい、
私は一人でパートさんとバイトの子を抱える羽目になった。
人に仕事を振るのはとても難しい。
自分でやった方が楽だと何度思ったか知れないが
これからもどんどん増えるであろう仕事を回すためには、
部署を大きくするためには「私だけが出来る仕事」を
出来るだけ無くさないといけないのだ。
私だけがやっていた仕事を少しづつ人に教え
教育や業務管理やシフト調整、在庫管理という
ものすごくつまらない仕事が私の手元に残った。
人を使うのは気ばかり使って全然面白くない。
たった一人で、仕事だけに集中したいなあと思った。


それから又時は過ぎ 現在。
一人じゃないって事はとても面白い。
以前なら私が忘れていたら、それはいつまで経っても
進まない仕事だった。それが今では私が忘れていても
違う誰かが必ずフォローを入れていてくれる。
以前なら新人さんには私が教えなくてはならなかった仕事を
慣れた子が進んで教えておいてくれる。
私が教えた覚えのない、だけど無駄のない見事な手順で
てきぱき仕事を片付けている皆を見ていると
大袈裟でなく目頭が熱くなってしまう。
人に仕事を教えるって、何て面白いんだろう。
あなたが居ないとこの職場は駄目だね、と言われるより
あなたが居なくなっても大丈夫だね、と言われる職場にしたい。
その企みが成就しつつあるのを見て
私はとても満足している。



一人じゃないって、かなり素敵な事です。

苗字

2006年10月20日 | ぼそぼそ
こんな蝶が沢山います。イグアス周辺。


皆さん自分の苗字は好きですか。
私はいまいちです。
中学校英語の教科書みたいな書き出しでこんばんわ。


私は自分の苗字がいまいち好きじゃない。
苗字としてはマイナーでもなくメジャーでもなく
ごく普通のものだと思うが
苗字からイメージされる感じがどうもこう、田舎というか…
冴えた感じではない。切れ者っぽい感じでもない。
だから将来的に結婚で苗字が変わるのは別に構わないのだが
実は今の彼の苗字が、やはりあまり好きではないのだ。
ぶっちゃけると「鬼」が入っている。
鬼ですよ。怖いじゃないか。
大体君はもう少しソフトな言い方が出来ないかとか
そんなに怒らなくてもいいのにとか(しかも特に怒ってない)
しょっちゅう言われている身としては
苗字に鬼なんて付いた日には何を言われるか分からない。
今の自分の苗字もいまいちだけど、彼のもなあ。
何故二択しか無いのだろう。

そこで提案だが
結婚したら新しく家を立ち上げられる制度があったらいいと思う。
苗字も二人で話し合って好きに決めるのだ。
勿論自分の家の名を継いでもいいし、
新しく立ち上げてもいい。
その制度によって「いい人なんだけど苗字がちょっと」とか
そういう悲しい問題も一挙に解決する。
「今の苗字は2007年の苗字改正制度で
 おじいちゃんが決めたのよ」などという会話が
未来の親子間でなされたりするようになったら
面白いじゃないか。
きっと結婚率も上がり、それに伴って出生率も上がり
未来の日本もこれで安泰だ。いいじゃん!


自分の苗字がいまいちだったため
こんな所まで妄想が膨らんでしまった。
馬鹿な事を考えていないで寝ます。
皆さんは自分の苗字、或いは彼の苗字
好きですか?

売上げ比例

2006年10月18日 | ぼそぼそ
この真ん中ら辺に取り残されたらどうしようと思う。



夏ごろから足や腕に赤くて小さな発疹が出来ていた。
とても痒いので虫に刺されたのだと思い、
ムヒを塗って放っておいたら、いつのまにか
顔以外の全身に広がっていた。
顔以外なので目立つ事もなく、つい病院に行くのが遅れたのだ。
ようやく重い腰を上げて皮膚科に行くと
身体が弱っている時、強いストレスがかかったときに
出る発疹だと言われた。
沢山の飲み薬と塗り薬を受け取りながら
いつも売上げに比例して薬が増えるなあと思う。
嬉しくないなあ。

売れる事が嬉しくないのは
儲けるシステムが何か間違っているのだ。
儲かればその分楽になるシステムにしないと
この天下は長続きはしない。
顔までボロボロにならない内に
楽して儲けるシステムを開発しよう。
カイカイ。