レンキン

外国の写真と
それとは関係ないぼそぼそ

病院へ行く

2018年08月31日 | 難病の話
覚悟はしていても、いざ体に不調が出ると病院には行きたくないものだ。
この「気のせいかも」に病名がついてしまうと
私は崩れてしまうかもしれない。
母の病気は難病だ。今のところ有効な治療手段は無い。それだったら判明するのは早かろうがが遅かろうがいいじゃない......。

という逃げ。

不思議なものです。何もない時は当然「そんなの早いほうがいいに決まってる!」と思っていて、何か身体に不安なことがあったらさっさと診てもらうつもりだった。
それが2年以上も気のせい気のせいと逃げていて、おかしいとはっきり認識した後も1年近く、私は病院へ行かなかった。
やっぱり怖い。将来的に病気になるかもしれないよ、というのと、将来必ず病気になります、病名は〇〇です。というのでは天と地の差がある。

そんな私の背中を押したのは
主人と友達からの
「病院へ行って」という言葉だった。
病院へ行って診てもらおう、心配だから行こう、私も行くからあなたも行って、早く病院へ行ってください。
自分を心配してくれる言葉って
投げかける側は想像もつかないくらい
かけられた人の力になるもんです。

24時間

2018年08月27日 | ぼそぼそ
このまま行くと私はあと数年から十数年の内に
身体障害者になる訳なんだけど
将来的に私の歩行意識は変わるんだろうか。
今もふらついているけど、これはただ
フラつきながら歩いているってだけだし
そのふらつきが酷くなって歩行困難になっても
多分私は「歩いている」だけで
頑張って歩いている、には変化しないと思う。
今、私は境目にいるからこそ
24時間テレビへの違和感が大きい。

走るって

2018年08月23日 | 難病の話
「走るとギクシャク」がどういう感覚なのか
ちょっと説明をしておくと
走りすぎた後の足の感覚に近いと思う。
長い距離をダッシュして、休んで
その後再び走ろうとすると
膝ががくっとなる事ありませんか。
あれが長い距離を走ってもいないのに
普段でもなる、という感じ。

あと手足の動きがうまく連動しない。
ある日突然「今日からこれで生活してもらいます」と言われて操り人形を渡されて、それで自分の体を動かす事になった気分だ。



*****
誤解を恐れずに、正直に傲慢に言うと
私は今まで運動神経が悪い人の気持ちが全然分からなかった。
学生時代、運動ができない人や足が遅い人を笑った事は無いけど、どうして出来ないんだろう?と不思議に思っていた。
足を早く動かせば早く走れるのに、手と足をこうやって動かせば泳げるのに。膝を曲げて伸ばせばジャンプできるよ?
でも想像力の乏しい私にも、自分の身にそれが起こればすぐに理解できた。

いや、動かないんだって、

思い通りに動く身体を持っていた私は、それが当たり前のことではなかったんだと、この年になって気付くことになる。

連投

2018年08月23日 | ぼそぼそ
忘れないうちにばーっと書いておきたいので、しばらく難病の話が続きます。
ブログはメモがわりに最適なのです。
再開にあたり父の話とか読み返してみたら
忘れちゃっていた治療法だとか経過が詳しく書かれていて、自分のことながらちょっと笑ってしまいました。
感覚を取り戻すまで
句読点や改行の位置がちょっと気持ち悪いかもしれませんが、気長に見てやってください。