レンキン

外国の写真と
それとは関係ないぼそぼそ

さらに昨日の続き

2006年09月29日 | ぼそぼそ
 手術中にとったスケッチは
あまり面白くなかったので大部分お見せ出来ないが
それでも忘れていた事がちまちまと記入してあり
今日のブログに役立っている。

●皮膚の厚みは1mm強であること
●血が固まってゼリーになると、生理食塩水を
 太い注射器に入れて 水鉄砲のように切開部を洗うこと
●切開場所は二ヶ所あり、折れた現場を60㎜ほど、
 胸に近い方も10㎜ほど切って
 そこからスチールのワイヤーを通していること

●破片は大小合わせて四つであったこと
●骨はやはり白いものであること
●ワイヤーは普通のニッパーで切ること
●切ったワイヤーの破片がすごく飛んでいったこと
●内側の縫合は特別な縛り方ではなく、団子結びだったこと

などがスケッチブックに連ねてある。
最後は全身麻酔の母を、せーので手術台から
ストレッチャーに乗せる所まで手伝わせてもらった。
先生も看護婦さんも気さくでとても楽しい体験だった。


という訳で命に関わらない手術だと
見せてもらえる可能性があります。
患者の身内が側にいるって、かなり邪魔だったと思いますが
それでも一度申し出てみるのも良いかと思います。
本当に邪魔ならダメって言うでしょうし
いいよと言われれば儲けもんです。
皆様も機会があれば 是非!
皆様に(命に関わらない)手術の機会があっても
是非!呼んでください。

昨日の続き

2006年09月28日 | ぼそぼそ
写真も更新。道端のダンス大会



 看護婦さんの用意してくれた台に上がり、
手術の様子がよく見える位置でスケッチブックを構えた。
最初の切開はもう済んでいて、流れ出た血が
緑色のビニールの上でゼリーみたいに固まっている。
最初はワアワアやるから、あんまり見せたくないんだよね。
真ん中で執刀していたお医者さんがそう言って笑った。
確かに母が腕に垂直に筋肉注射を打たれ(麻酔だ)
痛さで笑いながら運ばれて行ってから
いよいよ私が呼ばれるまで一時間くらいが経っていて
やっぱり見せてもらえないのかなと思っていた頃だ。
ワアワアって?と訊ねたらお医者さんは
「太ってる人だとね、まず脂肪がどんどん流れ出すから
 それを処理する時間がかかるんだよ」
と話しながら、血の横に溜まった黄色っぽい液体を
メスで示した。なるほど、白いような黄色いような
ツブツブの混じった液体が
未だ母の身体から糸状に流れ出していた。
太った人からは別料金貰いたい、と話していた。

太っててすいませんねえ、と笑って現場を覗き込むと
思ったより赤の色が薄い肉の中に、
白い鎖骨が潰れたように折れているのが見える。
看護婦さんがピンセットの親分みたいなやつで
中から骨の破片を取り出していた。
割れ方が鳥の骨に似ているなあと思った。


*そして今日も力尽きる
 まだ続きます!

そういえばねえ

2006年09月27日 | ぼそぼそ
国会議事堂に近寄る。



そういえば昔、手術を見学したことがある。
母が車と接触事故を起こして鎖骨を折った時だ。
折れた骨の中にスチールの棒を入れて
骨を固定する、というので
「えっ、見せて下さい」とお医者さんにお願いしたら
「いいよ」と言ってくれたのだ。

いいよ、と言ってくれたが実際に観客を中に入れるのは
かなり面倒だったろうと思う。
何しろ一般人は汚い。
手術が始まり、内線で呼ばれたので
ずかずかと手術室(の前の準備室)に入っていったら
助手の方が慌てて「ダメダメ!」と私を制し、
手術着の着方から消毒の仕方まできっちり教えてくれた。
かなり分厚いビニール製の
プロテクターのような手術着を着て
髪の毛を一本残さずまとめなくてはならない。
マクドナルドのように肘からみっちり時間をかけて
手を洗わなくてはならない。
(それでも一般人向けで、甘いほうだと思う)
緑色のマスクをし、手袋をはめた
変なロボみたいな格好の見学者が一人完成。


続きは後日、風邪をひきました!寝るのです。

何であの時

2006年09月26日 | ぼそぼそ
国会議事堂。



会社のロゴデザインを変える会議で
そもそもなぜ今の社名なのかという話になる。
社長の苗字にある動物の名前を
英語読みしただけのものなのだが
ライバル社はどれももっと可愛らしい名前だし
何よりあまりキャッチーな動物ではない。
この業種としては変な名前だよね、と話していたら
社長もそんな気になっちゃったらしい。
近くに座って事務仕事をしていた部長に向かって
「〇〇君、何であの(社名を決める)時
 止めてくれなかったんだ」
と言った。


その時の部長の
『…あんたが一人で決めたんじゃん……!』
みたいな目は忘れない。