野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

炎天下に紅の炎を吐く龍サラマンドラ(ダリア・シリーズ03)

2019年10月18日 10時08分11秒 | 

橙色一色の花をつけるユニークなサラマンドラ。セミカクタス咲の個性のある一輪である。サラマンドルは火を司る精霊であり、炎の色から名付けられたのだろう。炎天下に紅の炎を吐く龍を思わせる花である。

(2019-10 東京都 神代植物公園) 

 

秋田のダリア‐サラマンドラ

 

 


茎も葉も赤くなるアカバナ(入笠山シリーズ06)

2019年10月18日 08時15分12秒 | 

アカバナは花が赤いからアカバナだと素朴に思っていたが、赤くなるのは花だけではなく、茎や葉もらしい。赤い花はたくさんあるから、この名前がついたのは秋が近づくと茎や葉が濃い紅色になることによるのだろう。小さな花で、写真で花の赤を出すのに苦労する。アカバナ科アカバナ属アカバナという一人独鈷の花である。

(2019-09 長野県 入笠山) 

 

アカバナ(赤花)
多年草
北海道-九州の山野の水湿地に生える。高さ30-70cm。茎には細かい毛がある。葉は対生し、長さ2-6cm、幅0.5-3cmの卵形-卵状楕円形で、基部はしばしば茎を抱く。茎や葉は赤みを帯びることが多い。葉腋に直径約1cmの紅紫色の花をつける。花弁は4個で浅く2裂する。柱頭はこん棒状。萼には腺毛が多い。さく果は長さ3-8cmの細長い棒状で、熟すと4裂する。花期は7-9月。(野に咲く花)
学名は、Epilobium pyrricholophum
アカバナ科アカバナ属

 

 


荒地に群生するアレチハナガサ

2019年10月18日 07時16分08秒 | 

 アレチハナガサという名前はどうしてつけられたのか分からないが、ヤナギハナガサからの類推だろうとも言われている。たしかに園芸種のヤナギハナガサと花の形はそっくりだし、ヤナギハナガサの花なら、花笠と呼ばれても不思議はない。それが荒地でみつけられたからというのである。荒地では群生しているらしい。

(2019-10 東京都 調布野草園) 

 

アレチハナガサ(クマツヅラ科)

南アメリカ原産の多年生草本。1967年頃から福岡県や神奈川県で見出され、現在では関東地方以西の市街地の道端、荒れ地や河川敷に大きな群落を作っています。(「帰化植物写真図鑑」より)


天草各地の空き地や道端などいろいろな場所で群落をつくっているのを見かけます。

草丈が高く荒れ地などにたくさん生えているのですが、花が小さくてあまり目立たないので人の目にはつきにくいかと思います。