<苦労して作った今回の資料>
歩いて巡る中山道六十九宿(第12回):第12回の概要(予稿)
(五十三次洛遊会)
2012年4月6日(金)~8日(日)
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明日(4月5日)の夜行バスに乗って,新宿から中津川に向かう予定.そして,明後日(4月6日)朝から,2泊3日の中山道六十九宿の旅を始める.江戸日本橋から歩き出して,足かけ3年.今回で12回目の旅である.
この旅の事前準備のために,今日(4月4日)も大変忙しい思いをしている.
今日は水曜日.何時もの週ならば,塔ノ岳のご常連と一緒に楽しい山行をしている筈だが,塔ノ岳へ言っている閑がなくて残念至極である.
そんな事情から,中山道の旅から帰宅するまでは,このブログへの記事の投稿もお休みする予定.ただし,宿泊するビジネスホテルでPCが備え付けられているようだったら,ほんの一言,二言の記事を掲載するかもしれない.
中山道の旅も,既に美濃路に入っている.「上がり」の京都三条大橋も射程距離に入ってきた感じがしている.
「塵も積もれば山となる」とは良く言ったものである.毎回少しずつ歩いてきたが,その積み重ねで,ようやく目的地が見え始めている.心底から嬉しさが込み上げてくる.
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<旅の概要>
2012年9月19日(土)に中山道六十九宿巡りの第1回を開催して以来,足かけ3年が経過した.そして,今回,いよいよ後半の第12回目の旅を開催することになった.
昨年(2011年)3月の東日本大震災のために,一時,五十三次洛遊会の開催を自粛したこともあって,当初の計画より,約半年ずれ込んでいるが,今年も春の到来とともに第12回目の行脚を開催することとなった.
今回は,中津川宿(江戸から45次)から歩き出して,大井宿(46),大湫宿(47),細久手宿(48),御嵩宿(49),伏見宿(50)を経由して太田宿(51)まで,水平歩行距離54.4キロメートルを3泊3日(前日の車中泊を含む)で歩く予定である.
参加者は11名(男性8名,女性3名).
<第12回概念地図>
<日程の概要>
■第1日目;2012年4月6日(金)
JR中津川駅8時30分集合.
中津川宿から歩き出して,大井宿,深萱立場跡まで歩く.深萱立場跡からタクシーに分乗して,恵那に戻り,ビジネスホテルに宿泊する.
私は,2人の同行者と一緒に,前日(4月5日)夜中に新宿高速バスターミナルから,中津川行夜行バスで移動する予定.
初日の累積登攀高度は399メートル.累積下降高度は386メートルである.
■第2日目;2012年4月7日(土)
恵那からタクシーまたはバスで深萱立場跡まで移動して,第1日目の続きを歩き出す.
深萱立場跡,大湫宿,細久手宿,て御嵩宿を経由して名鉄新可児駅までの水平歩行距離23.4キロメートルを歩く.累積登攀高度630メートル,累積下降高度813メートルである.可児のビジネスホテル泊.
■第3日目;2012年4月8日(日)
新可児から歩き出す.御嵩宿,伏見宿を経由して太田宿までの水平歩行距離11.8キロメートルを歩く.する累積登攀高度81メートル,累積下降高度138メートルである.
JR美濃太田駅で解散.
私は高山本線,東海道新幹線を乗り継いで帰宅する予定.
<3日間の合計>
第1日目 第2日目 第3日目 合計
■水平歩行距離(km) 19.2 23.4 11.8 54.4
■累積登攀高度(m) 399 630 81 138
■累積下降高度(m) 386 813 138 1337
<資料の準備>
今回の資料は冒頭の写真に示すとおり,全部で20枚.
次の文献を参考にして,歩行ルート,主要な史跡などを2500分の1の地図に落とし込んだものである.歩行距離,標高などはカシミールを使用して試算した.
[参考資料]
今井金吾,1994,『今昔中山道独案内』日本交通公社
岸本豊,2007,『新版中山道69次を歩く』信濃毎日新聞社
ウエスト・パブリッシング(編),2008,『中山道を歩く旅』山と渓谷社
五街道ウオーク事務局(編),発行年代不詳,『ちゃんと歩ける中山道六十七宿』五街道ウオーク事務局
(つづく)
「中山道六十九宿」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/7e22e4b8617505e5a485dbd8a52dc457
「中山道六十九宿」の次回の記事
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