熊野古道:大雲取越・小雲取越縦走(4)
(湘南カラビナ隊)
2007年3月30日(金)~4月1日(日)
第1日目 3月30日(金) つづき
<熊野那智大社と那智の滝見学>
■石段の街
今夜の宿泊宿,美滝山荘に到着した私達は,リュックを宿に預けて,那智の滝見物に出掛ける。
15時10分に宿を出発する。宿の前の自動車道路を渡り,参道入口から急な階段を登る。階段の両側には土産屋が軒を連ねている。右側には小さな郵便局がある。
<小さな郵便局>
その反対側には漆器屋,彫像屋,食べ物屋などの面白い店が並んでいる。仲間がドンドン先へ進むので,ユックリ見物する時間はないが,面白い店先の情景をカメラに納める。
<土産屋の店先>
■熊野大社
15時16分,実方院跡を通り過ぎる。そして,15時20分,熊野那智大社の大鳥居の前に到着する。この鳥居を潜ると,広い立派な石段になる。いちいち数えることはしなかったが,100段以上はあると思われる石段を登り詰めて,再び赤い大きな鳥居を潜ると広い那智大社本殿前の広場に到着する。広場には沢山の観光客が訪れている。広場の傍らに「和歌山県指定文化財」と書いた案内板が建っている。
本殿を参拝してから,広場の右手に回り込む。そこには大きなケヤキの木がある。この木の根本が大きな虚(ウロ)になっている。見学料を支払うと,この虚の中に入れる。天の邪鬼の私は,心の中で「折角世界遺産になったのに,何というケチなことをするんだ」と怒っている。当然,お金を支払ってまで,虚に入ることはしない。傍らに大きな金文字で「世界遺産」と彫り込んだ板碑が立っている。この金文字が何となく拝金主義の権化のように思えてならない。
<那智山青岸渡寺>
■五重塔
境内の端まで進むと,鮮やかな五重塔と,その右に那智の滝が見えてくる。なかなか見事な眺望である。観光客が,次から次へと,この場所をバックに記念写真を撮っていく。私達も,五重塔と那智の滝をバックにして集合写真を撮る(後になってこの写真を見ると那智の滝は人の影になってしまい,写っていない)。
坂道を少し下って,15時44分に五重塔の前に到着する。五重塔の手前には「那智山」という文字が彫ってある石塔が立っている。ここで再び何枚かの写真を撮る。
■那智の滝
五重塔を見学してから,急な石段を下る。そして,15時54分,「那智の滝」の前の広場に到着する。ここからの滝の姿は圧巻である。落差がどの程度あるのか調べていないが,随分と高いところから,大量の水が一気に落ちてくる。私の側にいる誰かが,
「・・・今日は滝の水量が少ないな・・・」
と言っている。
<那智の滝>
滝壺を見学するには,参観料300円也を支払わなければならない。大した金額ではないが,何でも,金,金,金の雰囲気がちょっと気になる。当然,滝壺の見学はしない。
15時57分に滝の前の広場を出発する。先ほど降りてきた石段を登り返して,自動車道路に出る。そして,自動車道路に沿って暫く歩く。道路の両側には旅館,土産品屋,飲食店が並んでいる。沢山の観光客が行き交っている。
■美滝山荘の豪華な夕食
16時17分に,私達は再び美滝山荘に到着する。GLが部屋割を決める。女性2人は1部屋,男性とアルカリ性は3人ずつ2部屋に別れる。 16時30 分から風呂に入れる。温泉というわけにはいかないが,のんびりと湯船に使っていると,満足感が涌いてくる。
18時00分から,食堂で夕食である。私達一行は座敷に通される。一同で乾杯。夕食は刺身,天ぷら,鍋物,茶碗蒸し,漬け物等々,大変豪勢である。意地汚い私は,ご馳走を全部平らげたが,腹がはち切れそうになる。
<美滝山荘の豪華な夕食>
[第1日目のラップタイム]
14:11 紀伊勝浦 発
∥ (路線バス)
14:31 大門坂 着
================================
14:31 大門坂歩き出し
↓
14:39 大門杉
↓
14:42 多福王子
↓
14:53 十一文関所跡
↓
15:00 大門跡
↓
15:05 美滝山荘 着
----------------------------------
15:10 美滝山荘 発
↓
15:24 熊野那智大社
↓
15:29 那智山青岸渡寺
↓
15:55 那智の滝 着
16:04 〃 発
↓
16:15 美滝山荘着(泊)
(つづく)
(湘南カラビナ隊)
2007年3月30日(金)~4月1日(日)
第1日目 3月30日(金) つづき
<熊野那智大社と那智の滝見学>
■石段の街
今夜の宿泊宿,美滝山荘に到着した私達は,リュックを宿に預けて,那智の滝見物に出掛ける。
15時10分に宿を出発する。宿の前の自動車道路を渡り,参道入口から急な階段を登る。階段の両側には土産屋が軒を連ねている。右側には小さな郵便局がある。
<小さな郵便局>
その反対側には漆器屋,彫像屋,食べ物屋などの面白い店が並んでいる。仲間がドンドン先へ進むので,ユックリ見物する時間はないが,面白い店先の情景をカメラに納める。
<土産屋の店先>
■熊野大社
15時16分,実方院跡を通り過ぎる。そして,15時20分,熊野那智大社の大鳥居の前に到着する。この鳥居を潜ると,広い立派な石段になる。いちいち数えることはしなかったが,100段以上はあると思われる石段を登り詰めて,再び赤い大きな鳥居を潜ると広い那智大社本殿前の広場に到着する。広場には沢山の観光客が訪れている。広場の傍らに「和歌山県指定文化財」と書いた案内板が建っている。
本殿を参拝してから,広場の右手に回り込む。そこには大きなケヤキの木がある。この木の根本が大きな虚(ウロ)になっている。見学料を支払うと,この虚の中に入れる。天の邪鬼の私は,心の中で「折角世界遺産になったのに,何というケチなことをするんだ」と怒っている。当然,お金を支払ってまで,虚に入ることはしない。傍らに大きな金文字で「世界遺産」と彫り込んだ板碑が立っている。この金文字が何となく拝金主義の権化のように思えてならない。
<那智山青岸渡寺>
■五重塔
境内の端まで進むと,鮮やかな五重塔と,その右に那智の滝が見えてくる。なかなか見事な眺望である。観光客が,次から次へと,この場所をバックに記念写真を撮っていく。私達も,五重塔と那智の滝をバックにして集合写真を撮る(後になってこの写真を見ると那智の滝は人の影になってしまい,写っていない)。
坂道を少し下って,15時44分に五重塔の前に到着する。五重塔の手前には「那智山」という文字が彫ってある石塔が立っている。ここで再び何枚かの写真を撮る。
■那智の滝
五重塔を見学してから,急な石段を下る。そして,15時54分,「那智の滝」の前の広場に到着する。ここからの滝の姿は圧巻である。落差がどの程度あるのか調べていないが,随分と高いところから,大量の水が一気に落ちてくる。私の側にいる誰かが,
「・・・今日は滝の水量が少ないな・・・」
と言っている。
<那智の滝>
滝壺を見学するには,参観料300円也を支払わなければならない。大した金額ではないが,何でも,金,金,金の雰囲気がちょっと気になる。当然,滝壺の見学はしない。
15時57分に滝の前の広場を出発する。先ほど降りてきた石段を登り返して,自動車道路に出る。そして,自動車道路に沿って暫く歩く。道路の両側には旅館,土産品屋,飲食店が並んでいる。沢山の観光客が行き交っている。
■美滝山荘の豪華な夕食
16時17分に,私達は再び美滝山荘に到着する。GLが部屋割を決める。女性2人は1部屋,男性とアルカリ性は3人ずつ2部屋に別れる。 16時30 分から風呂に入れる。温泉というわけにはいかないが,のんびりと湯船に使っていると,満足感が涌いてくる。
18時00分から,食堂で夕食である。私達一行は座敷に通される。一同で乾杯。夕食は刺身,天ぷら,鍋物,茶碗蒸し,漬け物等々,大変豪勢である。意地汚い私は,ご馳走を全部平らげたが,腹がはち切れそうになる。
<美滝山荘の豪華な夕食>
[第1日目のラップタイム]
14:11 紀伊勝浦 発
∥ (路線バス)
14:31 大門坂 着
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14:31 大門坂歩き出し
↓
14:39 大門杉
↓
14:42 多福王子
↓
14:53 十一文関所跡
↓
15:00 大門跡
↓
15:05 美滝山荘 着
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15:10 美滝山荘 発
↓
15:24 熊野那智大社
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15:29 那智山青岸渡寺
↓
15:55 那智の滝 着
16:04 〃 発
↓
16:15 美滝山荘着(泊)
(つづく)