＜私たちが利用した大型デラックスバス＞
ノルウェー紀行;第９日目;オスロへ移動(2);バスに揺られて…
（アルパインツアー）
２０１３年８月１９日（月）～８月３０日（金）
第９日目；２０１３年８月２７日（火）（つづき）晴
＜ルート地図＞
※前掲図
＜バスの長旅＞
■マルシェで休憩
ＫＲＯで昼食を終えた私たちは，15時14分，再び専用バスに乗って，ＫＲＯを出発する．大きなバスなので，2人分の席を占領して，ゆっくりと座っている．
車窓からは相変わらず森と湖の風景が続く．
暫くバスに揺られていると，どうしても眠くなってくる．ついついウトウトと居眠りをしてしまう．ときどき目が覚めるが，相変わらず同じような風景が続いている．正直な所，大分飽きてくる．
17時03分，ようやくマルシェ（March）というところに到着する．三角形の屋根が付いた奇妙な建物である．ここでトイレ休憩となる．
＜マルシェで休憩＞
■美味しいソフトクリーム
少し蒸し暑いので，何か冷たい物が欲しくなる．
ノルウェーは物価が高いので，日本円に換算すると，買えるものは無くなってしまう．そこで目を瞑って24クローネのソフトクリームを購入する．日本円に換算すると約500円ということになる．
“やっぱり，高いよ…”
と私の旨の奥底に住んでいるもう一人の私が，私を非難する・
“まあ，そういうなよ…オレも高いのは分かっているが，どうしても冷たい物が食べたいんだよ…”
と弁解する．
“ああそうかい…どうせテメエの金を使うんだから好きにしなよ．でも，使いすぎると後で後悔するぞ”
…まあ，それはともかく，このソフトクリームの味は日本のものと同じである．
＜広々としたバスの車内＞ ＜高いけど美味しいソフトクリーム＞
■オスロ市内に入る
休憩を終えて，17時17分，専用バスに乗り込んで
マルシェを出発する．
ツアーリーダーのＫＹさんが，
「…オスロまで後1時間ぐらいです…」
とマイクを通じて私たちに連絡する．
17時35分頃，どうやらオスロ郊外に入ったようである．車窓から大きな建物が見え始める．でも，大した渋滞もなく自動車はスムーズに流れている．
＜漸くオスロ市街地に入る＞
■オスロ駅
17時45分，オスロ駅近くの跨線橋を渡る．もうすぐ，今夜の宿泊場所であるラディソンブリュプラザホテルまであと僅かである．
バスは高架道路を大回りして，17時49分にラディソンブリュプラザホテルに到着する．
ここで，長い間，お世話になった現地ガイドのオラさんとはお別れである．
オラさんは，今回日本人をガイドするのは初めての経験だと言っていたが，私たち日本人に対する第一印象はどんなものだったんだろうか．その辺りが少々気になる．
＜オスロ駅近くの跨線橋を渡る＞
＜再びラディソンブリュプラザホテルへ＞
■ホテルにチェックイン
ツアーリーダー2人が協力してホテルのチェックイン作業を行っている．少々時間がかかっている．
今日から2日間は，ラディソンブリュプラザホテルに連泊である．今回のツアー最初の日のジャンケンで，幸いにも私は1人で1部屋を使用することになっている．私が宛がわれた部屋は５階の部屋である．
宛がわれた部屋に入ってビックリする．途轍もなく広い部屋である．まず部屋に入るとウオークインクローゼットがある．メインの部屋には大きなダブルベッドが２基も置かれている．それに大きな応接セット．
ユーティリティも広々としている．ただ，残念ながら，日本のホテルと違って，ウオシュレットは付いていない．下の図には書き入れなかったが，テレビの下に冷蔵庫がある．
■部屋の様子
図面だけでは分かりにくいので，デジカメで写した部屋の様子を少し紹介しておこう．
左上の写真はダブルベッドが並んでいところ．
右上は，出入口付近から応接セットの方向を写したところ．
左下はバスと洗面台．ついでに，右下はホテル2階にあるガロ（Garlo）というレストラン．私たちは，今晩，ここでディナーを摂ることになっている．
まだ，夕食までに時間がある．
“それでは…”
ということで，バスタブにお湯を張って，ゆっくりと風呂に入る．そして，登山中に来ていた下着類の洗濯を済ませる．
＜ダブルベッドが2基＞ ＜応接セット＞
＜バスと洗面＞ ＜2階のレストラン「ガロ」＞
■ディナー
19時20分から，2階ガロでディナーである．メニューは下の写真の通りである．
まずは，左上の写真の前菜．料理の名前は忘れた．
ついで，右上の写真のメインディッシュ．牛肉の料理だが，こっちの名前は最初から聞かなかった．だから端から分からないが，柔らかくてなかなか美味しい．
左下はデザート，これも名前は覚える気がないので分からないが，そんなにメチャ甘いこともなく上品なお味である．
写真は撮らなかったが，ここのパンは久々に美味しい．外側がぱりぱりで中が柔らか名パンに久々にお目に掛かる．これだけでもハッピーである．
右下は最後のコーヒー，これは万国共通の味である．
＜ホテルのコース料理＞
＜やっと自分の時間になる＞
■オスロカード
21時15分頃，食事を終えてお開きになる．
明日は，終日，オスロ市内で自由行動である．自由行動に備えて，ツアーリーダーの勧めて，希望者はホテルフロントでオスロカードを購入する．このオスロカードを持っていると，オスロ市内の電車，バスに1日中乗り降り自由になる．値段は120クローネ．日本円に換算すると約2300円である．随分お高いような気もするが，何もかも高いノルウェーなので，これでも安いのだろうとしぶしぶ納得する．
雑談をしている内に，明日の夜は，有志数名と一緒に，オスロ湾を一周するナイトクルースに出かけることになる．それも，このクルースに参加すると，船上でエビが食べ放題だからである．
■漸く就寝
21時35分，ようやく自分の部屋に戻る．
広い部屋を1人で占有するので，気分は良いが，何だか広すぎる．でも広々とした部屋を自由に使えるのは最高の気分である．
テレビを見ながら，ベッドに入る．
1人だけなので，気兼ねなくテレビを点けっぱなしにできるが，ノルウェー語が分からないので面白くない．ＣＮＮの英語放送を見るが，しゃべりが早すぎるので英語でもボンヤリとしか分からない．日本のことは福島の原発事故のことだけ話題になっている．
22時頃，就寝．
今日も無事終わった．良かった！ 良かった！
＜ラップタイム＞
８：５５ 専用バスでスピタストゥレーン発
９：５２ ロムのスターブヒルケ着（１１：３５まで見学）
１２：４７ クバム着（１３：０２まで休憩）
１４：２０ ジョーンズＫＲＯホテル着（１５：１４まで昼食）
１７：０３ マルシェ（１７：１７まで休憩）
１７：４９ ラディソンブリュプラザホテル着
[行動記録]
■移動距離 約300km
■所要時間(休憩時間込み)
スピタストゥレーン発 8:55
ラディソンブリュプラザホテル着 17:49
（所要時間） 8時間54分(8.90h)
時速 300km/8.90h＝33.7km/h
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