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アンナプルナ・ダウラギリ展望紀行(30)
やっと帰着
2001年4月 1日(日)(つづき)
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←これまで公開したアンナプルナ紀行(1)~(29)の記事を
ご覧になる場合は左の『CATEGORY』欄から
『アンナプルナ紀行』を選んでクリックして下さい。
<いよいよ羽田へ>
■小腹が空いた
16時30分,ようやくカフェテリアを出る。12時53分にカフェテリアに入ったので,コーヒーだけで3時間半以上もの長い間,粘っていたことになる。
16時54分にセキュリティチェックを受けて,搭乗待合室に入る。
余りに長い間,待っていたので,小腹が空いてくる。そこで売店で1杯550円の「掻き揚げうどん」を食べる。さすがに大坂である。昆布出汁のうどんは,大変美味しい。
■関空を飛び立つ
17時11分,やっと搭乗開始である。私達は,やっと関空発羽田行ANA146便に搭乗する。 私の席は33D。随分と後の中央真ん中の席である。何とも居心地が悪いが,短いフライトなので,辛抱するしかない。
17時25分,飛行機は定刻に出発する。
さすがに,日本の航空機である。機内は良く整備されていて,明るく綺麗である。キャビンアテンダントの物静かで柔らかい仕草を見ていると,
「やっぱり,日本は良いな・・・」
とつくづく思う。
17時53分,飲み物のサービスが始まる。私はオレンジジュースを所望する。久々のオレンジジュースは,冷たくて爽やかである。
その内に,疲れがドッと出て,無性に眠くなる。
■羽田空港に着陸
何時の間にか居眠りをしていた私は,機内のアナウンスで目が覚める。
「・・まもなく着陸体勢に入ります・・・東京地方の気温は11℃・・・」
私達の飛行機は,18時29分,無事,羽田空港に着陸する。ここで流れ解散となる。
18時37分にディセンバーグ。私はすぐさま到着ロビーを通り抜けて,JRとバスの時刻を調べる。
<やっと帰宅>
■高速バスに揺られて
羽田発18時50分大船行のリムジンバスに飛び乗る。定刻にバスは発車する。綺麗に舗装された道路を,バスは流れるように高速で走る。
ネパール滞在中に乗っていたガタピシのバスに比較すると,今乗っているバスの乗り心地は,天と地ほどの差がある。
一昨日,あのガタピシバスの座席で,背もたれに角度を,こうして調節するんだよと,得意げに教えてくれたシェルパ頭の顔が懐かしく思い出される。
彼らは,日本のバスの乗り心地の良さなど,全く知らないだろう。でも,今,三角定規で直線と鋭角のような感じで彩られている日本の高速道路を走っていると,自然でなめらかなネパールの生活がとても懐かしく思い出される。
あのお世話になったシェルパ達は,今日もまた,あのガタピシバスに乗って,観光客のお相手をしているだろう。そんなことを思い出している内に,近々,もう一度,ネパールを訪れてみたいなと思い始める。
■大船に到着
19時10分,バスは横浜の南部,狩場地区を走っている。やがて,花之木辺りで渋滞に填り込む。ノロノロと渋滞する道路を進んで,19時30分に六ツ川を通過する。
19時35分,ようやく日野猟人所を通過し,19時55分に,漸く大船に到着する。大船でバスを乗り継いで,20時25分,ようやく自宅に辿り着く。
<帰ってみれば・・・>
■沢山の書類
留守中に,勤務先から新学期の行事予定表が届いている。その他,沢山の手紙が来ている。これらに目を通している内に,次第に現実の世界に引き寄せられてしまう。
「今日は疲れた・・・手紙は明日ユックリと読もう」
と心に決める。
まずは,風呂に入る。久々のわが家の風呂は,やっぱり一番心が落ち着く。湯船に浸かりながら,
「明日から,また,頑張らなければ・・・」
と自分に言い聞かせる。
■とにかく疲れた
21時少し前に,高校の同級生,H氏から電話が掛かってくる。
「・・3日の鎌倉散策に案内,よろしく・・・・」
とのことである。
ああ,そうだった。
明後日の火曜日は,高校同窓生を連れて,鎌倉案内をすることになっている。参加者は10数名だろうが。もう,殆どの人がヨボヨボしている。どこを案内しようかと迷う。 久々に,パソコンの電源を入れる。留守中に着信しているメールは,数10通。今日はもう面倒なので,明日,メールを読むことにしよう。
その内に,眠くなってくる。とにかく疲れた。
21時を少し過ぎた頃就寝する。
(つづく)
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■小腹が空いた
16時30分,ようやくカフェテリアを出る。12時53分にカフェテリアに入ったので,コーヒーだけで3時間半以上もの長い間,粘っていたことになる。
16時54分にセキュリティチェックを受けて,搭乗待合室に入る。
余りに長い間,待っていたので,小腹が空いてくる。そこで売店で1杯550円の「掻き揚げうどん」を食べる。さすがに大坂である。昆布出汁のうどんは,大変美味しい。
■関空を飛び立つ
17時11分,やっと搭乗開始である。私達は,やっと関空発羽田行ANA146便に搭乗する。 私の席は33D。随分と後の中央真ん中の席である。何とも居心地が悪いが,短いフライトなので,辛抱するしかない。
17時25分,飛行機は定刻に出発する。
さすがに,日本の航空機である。機内は良く整備されていて,明るく綺麗である。キャビンアテンダントの物静かで柔らかい仕草を見ていると,
「やっぱり,日本は良いな・・・」
とつくづく思う。
17時53分,飲み物のサービスが始まる。私はオレンジジュースを所望する。久々のオレンジジュースは,冷たくて爽やかである。
その内に,疲れがドッと出て,無性に眠くなる。
■羽田空港に着陸
何時の間にか居眠りをしていた私は,機内のアナウンスで目が覚める。
「・・まもなく着陸体勢に入ります・・・東京地方の気温は11℃・・・」
私達の飛行機は,18時29分,無事,羽田空港に着陸する。ここで流れ解散となる。
18時37分にディセンバーグ。私はすぐさま到着ロビーを通り抜けて,JRとバスの時刻を調べる。
<やっと帰宅>
■高速バスに揺られて
羽田発18時50分大船行のリムジンバスに飛び乗る。定刻にバスは発車する。綺麗に舗装された道路を,バスは流れるように高速で走る。
ネパール滞在中に乗っていたガタピシのバスに比較すると,今乗っているバスの乗り心地は,天と地ほどの差がある。
一昨日,あのガタピシバスの座席で,背もたれに角度を,こうして調節するんだよと,得意げに教えてくれたシェルパ頭の顔が懐かしく思い出される。
彼らは,日本のバスの乗り心地の良さなど,全く知らないだろう。でも,今,三角定規で直線と鋭角のような感じで彩られている日本の高速道路を走っていると,自然でなめらかなネパールの生活がとても懐かしく思い出される。
あのお世話になったシェルパ達は,今日もまた,あのガタピシバスに乗って,観光客のお相手をしているだろう。そんなことを思い出している内に,近々,もう一度,ネパールを訪れてみたいなと思い始める。
■大船に到着
19時10分,バスは横浜の南部,狩場地区を走っている。やがて,花之木辺りで渋滞に填り込む。ノロノロと渋滞する道路を進んで,19時30分に六ツ川を通過する。
19時35分,ようやく日野猟人所を通過し,19時55分に,漸く大船に到着する。大船でバスを乗り継いで,20時25分,ようやく自宅に辿り着く。
<帰ってみれば・・・>
■沢山の書類
留守中に,勤務先から新学期の行事予定表が届いている。その他,沢山の手紙が来ている。これらに目を通している内に,次第に現実の世界に引き寄せられてしまう。
「今日は疲れた・・・手紙は明日ユックリと読もう」
と心に決める。
まずは,風呂に入る。久々のわが家の風呂は,やっぱり一番心が落ち着く。湯船に浸かりながら,
「明日から,また,頑張らなければ・・・」
と自分に言い聞かせる。
■とにかく疲れた
21時少し前に,高校の同級生,H氏から電話が掛かってくる。
「・・3日の鎌倉散策に案内,よろしく・・・・」
とのことである。
ああ,そうだった。
明後日の火曜日は,高校同窓生を連れて,鎌倉案内をすることになっている。参加者は10数名だろうが。もう,殆どの人がヨボヨボしている。どこを案内しようかと迷う。 久々に,パソコンの電源を入れる。留守中に着信しているメールは,数10通。今日はもう面倒なので,明日,メールを読むことにしよう。
その内に,眠くなってくる。とにかく疲れた。
21時を少し過ぎた頃就寝する。
(つづく)