秋田カラオケ歌物語

これだけ長いゴールデンウイークになると、本来なら人が人を呼びどっかしらに集まり、カラオケをするというのが本来なもん。

ただ、このご時世カラオケはしてはいけないものになっている。

そんなもどかしい雰囲気にこんな記事かと思いますが、古いタウンページで調べた、秋田市平成カラオケ事情である。

平成の初中期は秋田市内にまだカラオケボックスというカラオケ屋があった。

ユニットハウスが並んでいて、個室割りしてる店である。最近では山間のラブホテルでしか見なくなってるああいう建築。

仁井田(御野場)の今ファミリーマートのとこにも、「歌えもん」というカラオケ屋があった。

タウンページによると、広面の屋敷田(駅東中央線沿い？)と土崎(文化センター裏、いまの消防署向かいあたり？)にあった。

それが一気に見なくなり、廃業したようだ。

ちなみに少し前まで角館の抱返りわらび座方面にいくとこにまだボックス式があったはず。

【追記】ゴリラのはなたばという名前でまだあるようだ。

当時の秋田市には「ビッグエコー」が展開していた。

全国チェーン店だが、秋田はすべてフランチャイズなはず。

しかし、この名前は90年代中ごろに聞かなくなる。

秋田だけ「B&E」→「アクア」に変わったから。

他の県はまだビッグエコーなのになぜか変わる。

パンでいうヤマザキとたけやみたいなもんだろうか。

お店は、

・川尻店(児童会館通り沿いの出光向かい)

・外旭川店(市場入口の郵便局向かい)

・フォーラス店(OPAビル7階)

・新国道店(泉大畑)

であった。

自分が本格的に行ったのもこの系列であるが、いまあるのは新国道のみだが、これも何回か変化。(後述)

外旭川とフォーラスは行かないで閉店したが、川尻はいったことがあった。

高3の運動会の打ち上げでエルバート(ト一屋がかつて経営していた焼肉店)の二次会だった。

きちんとそこで歌った写真まであるのに、今は完全に東北電力の変電所になり、本当にここにカラオケ屋なんかあったのか？な感じ。

エルバートにも言えるし、この打ち上げをした店はもう影形も無いということに。

新国道は巨大な店舗だったのを覚えていますでしょうか。

秋田テレビかな？で砂漠からデカい店舗が出現するCMまで流された店。

アクア新国道店であり、さっきのクラスの卒業式のパーティーで利用したので印象深い。

ただ、なぜかすぐ解体されていまのような店になった。

他に調べてみると、だいぶ変化があり残ってるのは有楽町の大昌園にあるカラオケジャンボぐらい。

時遊館はあるが、新国道や秋田駅でなく仁井田のマクドナルド隣。

だが、こんな店あった？な印象しかない。

土崎のフレスポにあった方が印象ある。

バブル崩壊時期で、秋田市内の店は全国区に淘汰された感があり、それを調べて思い出にまで起こせた。

自分はもともとカラオケ嫌いで、誘われてもあまり行きたくなかった。

後に特集(こればかりだな)する学校合唱コンクールでよく責められ役にされていたから自信がなかったからで、酒を飲む年を過ぎてもはばかりだった。

だが、マイク持てばなタイプだった。

歌下手が市民権を得るようになってきて抵抗がなくなった。

ちなみに自分が昔いた県は夜中になるとキャバ嬢やホストが「うちの店は〜のカラオケ！」という機材会社のCMをよく見たし、カラオケ番組をゴールデンタイムに流したりしていた。

カラオケ好きはどこもかわらないが東北は特に好きなのかも。

アフターコロナがきたらみなさんは、誰と何を歌いますか？