生きていた！二面体バス停

昔の秋田市は様々なバス停があったが、これに見覚えありませんか。

そう、昔の市営バスの二面体式バス停。

1986年に、1981年式のバスロケポールに似せて作られた品。

中央交通や羽後交通を意識していたが、そこらが∩型に対して市営バスは角張りを重視している。

ただ、市営のだけは風や地震に弱かったらしく、倒れたりしてかなり不評だったようだが、私は都市的なこのバス停が好きだった。

特に御野場方面はすべてこれで、共通ポール化まではかなり印象ある。

移管に際してどんどん減らされたが、置いた場所にやけに偏りがあり、御野場以外はやけに通町線に目立ち、将軍野線は高陽地区を除き自衛隊あたりまでほぼ全部（県庁寺内線ルートに入ると途端に無くなっていた）、神田線は天徳寺までがこれ、更に昔は新屋方面もこれだったような。

これも、昔南高校経由御野場線や新港線で13号線の牛島跨線橋の今のすき家近くにあったものである。

移管されても生き残っていて懐かしい。

これは、秋田市北部の飯島北回転地においてあった。

もともとは能代方面にあった交通局北営業所のあとちを飯島北として使っていたが、移管後に敷地にマクドナルドがたったため、旧マックスバリュ港北店に移転したマンガ倉庫の跡地や鉄塔地をつかったもの。

北営業所や飯島北の旧回転地はあまり知らないが、マックのドライブスルーのまわり方はバスの回転に似ているとも。

評判悪かった割に、移管後に財物流用された中央交通はかなり使い込み、バス回転地の入口や注意看板などに流用。

ドン・キホーテの「長崎屋バスターミナル」にもたくさん置いてある。

ただ、看板として衣を被せられているのが大半で、当時のまま置いてあるのはかなりレア。

近くにはバス入口やバス出口の看板に二面体バス停が利用されていた。

ちなみに、すこし手前には中央交通が太古の昔に使用していた別な回転地の遺産もある。

それはまた後日。