人間万事塞翁が馬~膵内分泌腫瘍との共存

夫は2008年に膵内分泌腫瘍が発覚しました。スーテント→サンドスタチン→アフィニトール→ザノサー+5FUで治療中。

いよいよ

2014-09-14 23:30:19 | 闘病
9月に検査入院をして12月にやっと治療のための手術が受けられることになりました
金曜日に入院して1週間後の金曜日に手術という日程です
手術までの間に改めてCTを撮ったり 肝機能の検査を受けたり 麻酔のための検査を
受けたり あっという間に時間が過ぎていきました

執刀する医師にいまの状態と手術について詳しく説明していただく機会がありました
「膵臓の体尾部に腫瘍がある 門脈は腫瘍の浸潤により塞栓状態 肝臓には数か所の
遠隔転移がある これらを切除します 約10時間かかると思っていてください」
ここまできたらすべてお任せするしかありません
検査のための開腹手術で落ちた体力もすっかり戻って顔色がいい夫と
手術を直前にして毎日デイルームで呑気にお喋りをする平和で不思議な数日でした

手術当日のスケジュールを知って 困ったことがひとつ
夫は朝8時に病室を出て手術室へ入ることになっています
手術直前には顔を出して「頑張ってね」と言いたい!
自宅から病院まで車で30分かかるので 手術前に着くには7時半前には出発したいところです
でも息子はまだ小学生で校舎に入れるのは8時10分からと決まっていました
ひとりで自宅の鍵を閉めて学校へ行くのはまだ難しい歳だったので
思い切って担任に電話して事情を説明してみました
担任には「7時20分に校門の前で待ってるから大丈夫!お母さんはそのまま
病院に行けば間に合うでしょ」と力強く言ってくださいました
息子が帰るころには私の両親に自宅に来てもらい 夕飯を一緒に食べて
私が帰宅するまで留守番をしてもらうようお願いしました
あとは心配した夫のお母さんが飛行機でやってくるというので
病院の近くにあるホテルを予約したり 手術後に必要なものを買い足したり
…などとバタバタしているうちに当日になりました

   



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