人間万事塞翁が馬~膵内分泌腫瘍との共存

夫は2008年に膵内分泌腫瘍が発覚しました。スーテント→サンドスタチン→アフィニトール→ザノサー+5FUで治療中。

ついに来てしまった

2014-09-29 23:09:01 | 闘病
2011年の1月の検査で「あやしいもの」が見えてから
毎月の検査では「大きさは変わってるけど誤差の範囲だね」
「小さいのが見えてるけどこれはまだわからないね」
と 画像を見ながら2年間主治医に言われ続けていました


しかし2013年の1月の検査でついに「明らかに大きくなってきたから治療が必要ですね」
覚悟はしていたけど 肝転移の再発でした  正直かなりショックでした
治療の選択肢としては「ラジオ波焼灼」「肝動脈塞栓術」それから「アフィニトール」「スーテント」
が 提示されました
夫は「手術してすっきり取りたい」と希望したのですが
小さい転移が広範囲に散らばっていたので無理とのことでした
それならばまずは「ラジオ波焼灼」「肝動脈塞栓術」の方向で治療しようということになり
一時的に「消化器外科」から「放射線診断科」へ預かりの身となりました


2008年12月の大手術からは約4年経っていました



「放射線診断科」の医師は「ラジオ波焼灼」には消極的でした
一番大きな転移が肝臓の端にあるため この治療ができないからとのことでした
そこで「肝動脈塞栓術」を行うことになりました
これは足の付け根の動脈からカテーテルを挿入して、肝臓の動脈までカテーテルを入れていき
まず腫瘍の場所を確認しながら細い血管に抗がん剤を入れます
それから塞栓物質を入れて血流を遮断するという治療です
入院は順調にいって1週間とのことでしたので
仕事が一番忙しい時期を終えてからにしたいという夫の希望で
5月の終わりに入院することを決めました

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